JASSO奨学金の選び方と固定・見直し金利の比較と解説

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日本学生支援機構の奨学金

「JASSO」は、日本学生支援機構(Japan Student Services Organization)の略称です。この機構は、日本国内外の学生に対して様々な支援を行うために存在しています。

  1. 奨学金の提供: 大学や専門学校などの高等教育機関に進学する学生に対して、経済的な支援を提供しています。奨学金は、学費や生活費をカバーするために重要な役割を果たしています。
  2. 留学生支援: 海外へ留学する学生や、日本への外国人留学生の受け入れを支援しています。留学生に対して、情報提供や奨学金の提供などを行っています。
  3. 学生生活支援: キャリア教育・就職支援や障害のある学生等への支援など、政策上特に重要度が高いものについて情報提供や支援をしています。

日本学生支援機構(JASSO)の提供する奨学金には、大きく分けて3種類あります。

  • 給付型奨学金
  • 貸与型奨学金(第一種)無利子
  • 貸与型奨学金(第二種)有利子

ここでは、それぞれの奨学金についての重要な部分と、有利子の中でも利率が固定タイプと変動タイプがありますので、どちらの方がお得なのかなど見ていきたいと思います。

給付型奨学金

家計基準

以下の「いずれにも」該当すること

  1. 住民税の課税標準額×6%-(調整控除額+調整額)が51,300円未満
  2. 資産合計2,000万円未満

学力基準

以下の「いずれか」に該当すること

  1. 高校評定平均値3.5以上
  2. 高校面談やレポートで学修意欲が認められる

支給額

世帯の所得金額に基づく区分に応じて、学校の設置者(国公立・私立)及び通学形態(自宅通学・自宅外通学)により金額が決まる。

下表は、区分が大学・短期大学・専修学校(専門課程)のものとなります。

カッコ内の金額は、生活保護を受けている生計維持者と同居している人、及び社会的養護を必要とする人で児童養護施設等から通学する人への金額です。

世帯所得区分自宅通学自宅外通学
国公立大学私立大学国公立大学私立大学
第1区分29,200円
(33,300円)
38,300円
(42,500円)
66,700円75,800円
第2区分19,500円
(22,200円)
25,600円
(28,400円)
44,500円50,600円
第3区分9,800円
(11,100円)
12,800円
(14,200円)
22,300円25,300円

世帯所得区分は「日本学生支援機構」のページで確認をすることが出来ます。

貸与型奨学金(第一種):無利子

家計基準

生計維持者が以下の基準に該当する

希望する奨学金家計基準
第一種・第二種
併用貸与
生計維持者の貸与額算定基準額が164,600円以下
第一種奨学金生計維持者の貸与額算定基準額が189,400円以下
第二種奨学金生計維持者の貸与額算定基準額が381,500円以下

貸与額算定基準額は、日本学生支援機構の「収入・所得の上限額の目安」に記載があります。

学力基準

高等学校の申込時までの全履修科目の評定平均値が、5段階評価で3.5以上

貸与月額

学校区分、通学形態に応じた金額から選択

区分自宅自宅外
国公立20,000
30,000
45,000
20,000
30,000
40,000
51,000
私立20,000
30,000
40,000
54,000
20,000
30,000
40,000
50,000
64,000

貸与型奨学金(第二種):有利子

利率の算定方法の選択

  • 利率固定方式
  • 利率見直し方式

利率固定方式

貸与終了時に決定した利率が、返還完了まで適用されます。
将来、市場金利が変動した場合も、利率は変わりません。

利率見直し方式

貸与終了時に決定した利率を、おおむね5年ごとに見直します。
将来、市場金利が変動した場合は、それに伴い利率も変わります。

家計基準

生計維持者が以下の基準に該当する

希望する奨学金家計基準
第一種・第二種
併用貸与
生計維持者の貸与額算定基準額が164,600円以下
第一種奨学金生計維持者の貸与額算定基準額が189,400円以下
第二種奨学金生計維持者の貸与額算定基準額が381,500円以下

貸与額算定基準額は、日本学生支援機構の「収入・所得の上限額の目安」に記載があります。

学力基準

高等学校の学業成績が平均水準以上と認められる者

貸与月額

区分自宅
大学月額20,000円~120,000円
(10,000円刻み)
短期大学月額20,000円~120,000円
(10,000円刻み)
大学院50,000円
80,000円
100,000円
130,000円
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利率の算定方法はどっちがお得なのか

日本学生支援機構のホームページに、貸与利率が掲載されているので、過去10年間の推移について見ていきます。

貸与終了利率固定方式利率見直し方式
2013年3月1.08%0.20%
2014年3月0.82%0.20%
2015年3月0.63%0.10%
2016年3月0.16%0.10%
2017年3月0.33%0.01%
2018年3月0.27%0.01%
2019年3月0.14%0.01%
2020年3月0.070%0.002%
2021年3月0.268%0.004%
2022年3月0.369%0.040%
2023年3月0.905%0.300%

最新の2023年3月時点の利率では、利率固定と利率見直し(変動)の差は3倍程度となっていますが、2022年3月時点を見てみると、9.25倍と開きが出ています。

過去のデータを見てみると、結果論としては利率見直し方式の方がお得だったということになります。しかし、どちらの方式にしても他社で借入を行うよりは低金利であると言えます。

利率の参考値として、日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)と、消費者金融の金利を金融庁の資料を見てみると、以下のようになっています。

  • 教育一般貸付金利:1.95%
    (令和5年5月1日現在)
  • 消費者向無担保貸付金利:14.86%
    (令和3年10月29日掲載)
  • 消費者向住宅貸付金利:2.74%
    (令和3年10月29日掲載)

このデータを見てみると、民間の消費者向け貸付よりも、日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)の方が低金利となっていますが、日本学生支援機構の奨学金はさらに低金利であることが分かります。

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