国語だけで受験できる大学9校|方式・科目・日程【2027年度入試】

「数学が絶望的」
「化学式を見ると頭が痛くなる」

そんな人でも、国語1科目だけで受けられる大学があります。裏技でも抜け道でもありません。大学が募集要項に載せている、正式な一般選抜の一方式です。

この記事では、2027年度(令和9年度)入試で、国語だけ、あるいは国語+英語資格で受けられる方式を集めました。学部・方式名・科目の範囲・日程まで、1校ずつ並べています。

※本記事の入試情報は2026年9月6日に各大学の公式ページ・募集要項で確認した2027年度(令和9年度)入試の内容です。出願前には必ず志望校の最新の入学試験要項をご確認ください。

目次

入試制度のしくみと、いま分かっている数字

科目を何にするかは、大学が決めている

文部科学省は毎年度「大学入学者選抜実施要項」を決定し、各大学に通知しています。そこで一般選抜は「学力検査、小論文等を主な資料とし、また、大学・学部等の目的、特色、専門分野等の特性によっては実技検査等を主な資料に加えつつ、調査書、面接、入学志願者本人の記載する資料等を組み合わせて、入学志願者の能力・意欲・適性等を評価・判定する入試方法」と定義されています[1]。

つまり要項は「何を資料にするか」の枠を示すだけで、実際に何教科を課すかは各大学が決めます。だから同じ一般選抜でも、3科目の大学もあれば、1科目の大学もあります。国語1科目で受けられる方式は、この枠の中で大学が用意しているものです。

推薦・総合型で入る人は、すでに半数を超えている

文部科学省の「令和7年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」によると、大学全体では総合型選抜での入学者が126,766人(19.5%)、学校推薦型選抜が221,415人(34.1%)でした[2]。2つを合わせると53.6%、残りの約46%が一般選抜という計算になります(合算と差し引きは本記事によるもので、同資料に一般選抜の比率の記載はありません)。

私立大学に限ると、総合型22.8%・学校推薦型38.8%[2]で、合わせて6割を超えます。学力試験1本で入る人のほうが、いまは少数派です。

この数字は令和7年度から選抜区分の分け方が変わり、外国人留学生を対象とする選抜も含まれるようになったため、文部科学省自身が「令和6年度入学者選抜の数値との比較はできない」と注記しています[2]。前年より増えた・減ったという読み方はできません。

科目を絞ることの意味

科目を絞れば、その1科目にかけられる時間は単純に増えます。数学や理科が得意な受験生と同じ土俵で戦わずに済む方式もあります。ただし裏返せば、失敗を他の科目で埋め合わせられません。1科目型は「得意を伸ばす」戦略であって、「勉強量を減らす」戦略ではないという前提で読み進めてください。

国語1科目で受けられる私立大学

ここから先は、2027年度(令和9年度)の募集要項・入試ページを1校ずつ開いて確認した方式です。各行の脚注が、その方式を確認した公式ページです。

英語資格を組み合わせて1科目にする(法政・中央・國學院・武蔵・二松学舎)

この5校は、英語外部試験のスコアを提出することで当日の受験科目が減る、あるいは学科の指定でもともと国語だけを課す方式です。

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大学名学部・学科方式当日に受ける科目
法政大学
資料を確認
14学部(GISを除く)英語外部試験利用入試
T日程に組み込み・2/5[3]
英語以外の1科目
科目は学部の指定による
中央大学
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国際経営・国際情報英語外部試験利用方式[4]国語のみ
現代の国語、言語文化〈近代以降の文章〉
國學院大学
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文(日本文・中国文)B日程[5]国語(古典)+国語(現代文)
武蔵大学
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全学部(学科の指定科目による)2科目グローバル型(2/2)[6]英語資格のスコア+当日1科目
国語を選べる
二松学舎大学
資料を確認
文学部E方式(英語外部試験利用型)
2/2[9]
現代文のみ
E方式のみ出願した場合・記述45分100点
出典=各校の2027年度(令和9年度)入試ページ・募集要項(2026年9月6日確認)。法政の「英語以外の1科目」が国語かどうかは学部の科目パターンによります。

中央大学の英語外部試験利用方式は、大学で受ける試験が国語1科目(60分・100点)だけです。合否は、その国語の得点と英語資格・検定試験を換算した200点の合計300点満点で決まります[4]。英語の点数は「試験当日ではなく、それまでに取っておく」形になります。

國學院大學のB日程は少し性格が違い、英語資格は使いません。日本文学科・中国文学科は2科目とも国語で、「国語(古典)」と「国語(現代文)」がどちらも必須です[5]。古文・漢文から逃げる方式ではなく、古典で勝負したい人向けの方式です。

当日1科目だけの方式がある(文教・大妻女子・二松学舎)

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大学名学部・学科方式当日の科目
文教大学
資料を確認
文(中国語中国文)・情報・健康栄養・国際・経営B日程(1教科型)
2/24[7]
外国語・国語・数学から1科目
国語は現代文
大妻女子大学
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文(日本文学)A方式Ⅱ期(1科目型)
3/1[8]
国語のみ
現代文・古文・漢文/面接なし
大妻女子大学
資料を確認
家政(児童学・児童教育・ライフデザイン)・社会情報・比較文化
データサイエンス・人間共生
A方式Ⅱ期(1科目型)
3/1[8]
国語と英語のいずれか1科目
学科による・一部は面接あり
二松学舎大学
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文学部D方式(後期1科目型)
3/5[9]
現代文のみ
記述・60分・100点
出典=各校の2027年度(令和9年度)入試ページ・募集要項(2026年9月6日確認)。

二松学舎大学のD方式は、この記事で一番はっきりした「国語だけ」です。試験科目は現代文の記述1科目のみ、100点満点で合否が決まります[9]。ただし募集人員は5名で、同じ大学のS方式(30名)やA方式(40名)と比べると枠が小さいことは頭に入れておいてください。

枠の大きさで選ぶなら、英語外部試験のスコアを提出するE方式(募集10名・2/2)も現代文1科目で受けられ、G方式(現代文重視2科目型)は現代文必須100点に英語・日本史・世界史から1科目を50点分足す配点です[9]。国語1科目にこだわらず「国語で稼いで、残りは失点を減らす」設計にすると、選べる方式が一気に増えます。

文教大学は、C日程(3/4)でも文学部の日本語日本文学科・中国語中国文学科が「国語」のみを課しています[7]。中国語中国文学科はB日程の1教科型と合わせて国語で受けられる入り口が2回、日本語日本文学科はC日程の1回です。

1科目受験を制度として置いている(和光・埼玉学園)

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大学名学部・学科方式当日に受ける科目
和光大学
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表現学部 芸術学科一般選抜前期
2科目選択方式(実技選択)[10]
英語・国語ほかから1科目+実技
埼玉学園大学
資料を確認
人間学部・経済経営学部一般選抜 第Ⅱ期/第Ⅲ期[11]第Ⅱ期=国語か英語から1科目
第Ⅲ期=国語のみ
出典=各校の2027年度入試ページ(2026年9月6日確認)。

埼玉学園大学は、期が進むほど科目が減る設計になっています。第Ⅰ期は国語(現代の国語)必須+1科目の2科目、第Ⅱ期は国語か英語から1科目、第Ⅲ期は国語のみの1科目です[11]。前期で決まらなかったときの受け皿として押さえておくと動きやすくなります。

和光大学の芸術学科は、1科目+実技という組み合わせです[10]。学科試験の負担を実技で置き換える形なので、作品や技能で見せられる人向けの入り口になります。

出願前に必ず確かめること
  • 英語資格が前提の方式か(法政・中央・武蔵・二松学舎E方式は英語外部試験のスコアが出願条件または得点になります)
  • 「国語」の範囲(現代文だけか、古文・漢文まで含むか)。同じ大学でも方式ごとに違います
  • 募集人員(1科目型は枠が小さいことがあります。二松学舎D方式は5名)
  • 面接の有無(大妻女子のA方式Ⅱ期は一部の学科で面接があります)

総合型選抜で国語力を使う

総合型選抜で必ず課されるもの

大学入学者選抜実施要項は、総合型選抜について「入学志願者自らの意志で出願できる公募制という性格に鑑み、志願者本人の記載する資料を必ず評価に活用する」「志望する学問分野に対する意欲や適性等に係る面接(ディベート、集団討論、プレゼンテーション、口頭試問等を含む。オンラインによる実施を含む。)による評価を必ず行う」と定めています[1]。

つまり総合型選抜では、志望理由書や活動報告書といった「自分で書く書類」と、面接が必ず入ります。どちらも、読んで・考えて・言葉にする力がそのまま評価対象になります。国語で点が取れる人にとっては、得意がそのまま持ち込める方式です。

加えて要項は、知識・技能や思考力・判断力・表現力も適切に評価するため、調査書等の出願書類だけでなく、小論文などの評価方法を少なくとも1つ必ず活用し、その旨を募集要項に記述するよう求めています[1]。

書類と面接で見せる3つの力

  1. 読解力:課題文が何を問うているかを取り違えない
  2. 表現力:結論から書き、根拠を順に並べる
  3. 思考力:反対の立場から自分の主張を一度崩してみる

この3つは志望理由書でも小論文でも面接でも同じように効きます。1科目型の学力試験と総合型選抜を併願すると、準備がかなり重なります。

専門学校という進み方

大学だけが選択肢ではありません。専門学校は法律上「専修学校の専門課程」で、専門課程を置く専修学校が「専門学校」と称することができます[12]。高校卒業を入学資格とし、職業や実際生活に必要な能力を育てることを目的にした学校です。

大学との制度上の違い

項目専門学校大学
修業年限1年以上4年
医・歯・薬〈臨床〉・獣医は6年
根拠学校教育法
第124条・第126条
学校教育法 第87条
出典=学校教育法(昭和22年法律第26号)[12]。実際の年限・学費・カリキュラムは学校ごとに違うので、志望校の募集要項で確認してください。

年限が短い分、卒業までの学費総額や、社会に出る時期は変わります。ただし学費も就職の様子も学校と分野によって開きが大きいので、「専門学校は安い」「就職に強い」といった一般論では選べません。気になる学校の学費表と就職実績を、そのつど見に行くのが確実です。

国語力が武器になりやすい分野

  • 出版・編集:文章を読む量と書く量がそのまま仕事になります
  • 広告・マスコミ:企画を言葉にして人に渡す場面が多い分野です
  • 教育・保育:説明する力と聞き取る力が日常的に要ります

ここは制度の話ではなく、国語が得意な人がどこで力を発揮しやすいかという編集部の見立てです。入試科目とは別の軸なので、興味の方向から選んでください。

合格の確率を上げる進め方

実践戦略

国語の伸ばし方を決める

志望校の方式で「現代文だけ」なのか「古文・漢文まで」なのかで、やることが変わります。先に方式を決めてから教材を選んでください。

  1. 現代文の基礎固め(語彙・読解の型・論理のたどり方)
  2. 古文・漢文が要る方式なら、文法と重要古語、漢文句法を体系的に
  3. 志望校の過去問で時間配分と弱点分野を洗い出す
実践戦略

1科目型の弱点を併願で埋める

1科目型は当日の1回で決まる分、振れ幅が大きくなります。同じ大学の別方式や、後期日程の1科目受験まで含めて日程を並べてください。埼玉学園のように第Ⅰ期・第Ⅱ期・第Ⅲ期と受け皿が続く大学は、押さえに使いやすい設計です[11]。

併願の組み方に決まった正解はありませんが、実力相応校と押さえを両方入れておくと、前期の結果を待つあいだの動きが変わります。

実践戦略

英語資格を先に取りにいく

法政大学は英語外部試験の基準を満たすと当日の英語が免除されます[3]。中央大学は検定スコアを200点に換算して合否判定に使います[4]。武蔵大学の2科目グローバル型も、英語資格のスコアを得点化する方式です[6]。いずれもスコアは出願時点で手元にある必要があるので、受験年度に入ってから慌てても間に合いません。

必要な級・スコアは大学ごとに違います。中央大学の場合、英語資格・検定試験のスコアの高低に応じて200点に換算されるので、出願できる最低ラインを超えたら終わりではなく、取れるだけ取っておいたほうが有利になります[4]。

よくある疑問への回答

国語だけで本当に大学に入れる?

この記事で挙げた方式は、いずれも各大学が募集要項や入試ページで公表している正規の一般選抜です。二松学舎大学のD方式のように、試験科目が現代文1科目だけと明記されている方式もあります。ただし多くは英語外部試験のスコアや面接、実技が組み合わさります。「国語だけ勉強すればいい」ではなく「当日に受ける学科試験が国語1科目で済む」と理解しておくのが正確です。

入学後の授業についていけるか心配

入試で課されなかった科目の知識が、入学後に前提として使われる学部はあります。理系科目を使う可能性がある学科を選ぶなら、合格が決まってから入学までの期間に基礎を入れておくと差が縮まります。一方で、読解力や文章を組み立てる力はどの学部でもレポートと試験で毎回使うので、国語で入ったことがそのまま不利になるわけではありません。

就職活動で不利にならない?

入試方式は、入学後の成績や活動と違って、採用選考の場で問われる材料になりにくいものです。伝えられるのは大学で何をしたかなので、入試方式を気にするより、入学後に語れる中身を作るほうが確実です。

親や先生に反対されそう

説明材料として使える事実を並べておきます。

  1. 大学が募集要項に載せている正規の一般選抜であること(この記事の各方式の脚注は大学の公式ページ・募集要項です)
  2. 大学全体で総合型選抜19.5%・学校推薦型選抜34.1%[2]=学力試験1本は多数派ではないこと
  3. 志望校・方式・必要な英語資格・出願日程まで自分で調べたうえでの選択であること

今日からできる3つのこと

  1. 志望校の入学試験要項を開き、方式ごとの科目と範囲を書き出す
  2. 英語資格が要る方式を狙うなら、英検・GTEC・TEAPなどの試験日程を確認して申し込む
  3. 現代文の過去問を1年分解き、時間配分と弱点をつかむ

国語1科目での受験は、逃げ道ではなく設計です。どの方式が自分の持ち駒に合うかは、要項を開いて科目と日程を並べたときに初めて見えてきます。まずは志望校を1つ決めて、その要項を最後まで読むところから始めてください。


参考情報・出典

  1. 文部科学省「令和9年度大学入学者選抜実施要項」(令和8年5月26日通知・2026年9月6日確認) https://www.mext.go.jp/content/20260529-mxt_daigakuc02–000010813_1.pdf(一覧ページ=https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/senbatsu/1346785.htm)
  2. 文部科学省「令和7年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」(令和7年11月26日・2026年9月6日確認) https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2020/1414952_00009.html
  3. 法政大学「英語外部試験利用入試」入試情報サイト(2027年度入試・2026年9月6日確認) https://nyushi.hosei.ac.jp/nyushi/seido/eigo/
  4. 中央大学「令和9年度(2027年度)一般選抜 入学試験要項」および「入学試験概要」(2026年9月6日確認) https://www.chuo-u.ac.jp/common_d/connect/admission/2027/overview/ippan_guidelines.pdf(入学試験概要=https://www.chuo-u.ac.jp/connect/admission/exam/overview/)
  5. 國學院大學「一般選抜入学試験」B日程 試験日程・教科・科目(2026年6月12日更新・2026年9月6日確認) https://www.kokugakuin.ac.jp/admission/admissions/p2/p1(B日程の科目PDF=B日程 試験日程・教科・科目)
  6. 武蔵大学「一般選抜入試」(2027年度入試・2026年9月6日確認) https://www.musashi.ac.jp/admissions/ippansenbatsu.html
  7. 文教大学「一般選抜 B日程入試」「同 C日程入試」および科目詳細PDF(2027年度入試・2026年9月6日確認) https://www.bunkyo.ac.jp/admission/overview/general/schedule_b/(科目詳細PDF=B日程 科目詳細/C日程=https://www.bunkyo.ac.jp/admission/overview/general/schedule_c/)
  8. 大妻女子大学「令和9年度 一般選抜A方式(個別学力試験)、B方式(大学入学共通テスト利用)学生募集要項」(2026年9月6日確認) https://www.otsuma.ac.jp/wp-content/uploads/2026/08/nyushi2027_guideline.pdf(一般選抜ページ=https://www.otsuma.ac.jp/admissions/undergraduate-outline/general/)
  9. 二松学舎大学「文学部 入試案内(一般選抜)」(2027年度入試・2026年9月6日確認) https://www.nishogakusha-u.ac.jp/admission/exam/g2_02.html
  10. 和光大学「一般選抜(特待生試験)2科目選択方式/英・国方式」(2027年度入試・2026年9月6日確認) https://www.wako.ac.jp/exam/faculty/selection.html
  11. 埼玉学園大学「入試概要・日程」一般選抜(2027年度入試・2026年9月6日確認) https://www.saigaku.ac.jp/admissions/schedule/
  12. 学校教育法(昭和22年法律第26号)第87条・第124条・第126条(e-Gov法令検索・2026年9月6日確認) https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=322AC0000000026

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この記事を書いた人

Masakiのアバター Masaki IBDP修了生の父/教育・進路メディア運営

我が子のIB経験と海外留学準備で奮闘した保護者としての実体験が原点。「同じ保護者の目線」で膨大な情報を整理・分析し、後悔しない進路選択を共に考えるパートナーとして「国際バカロレアIB広場」を運営。大学選びから留学手続き、その先のキャリア形成までを見据えた情報を提供しています。→ 運営者プロフィール・お問い合わせ

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