都立国際高校の偏差値は64〜69【2026】倍率・IBコース・制服・進学実績を徹底解説

偏差値68・IBコース倍率約5倍の東京都立国際高等学校。都立で唯一の国際学科単独校で、2015年に都立初の国際バカロレア(IB)ディプロマ認定校となった注目校です。「偏差値・倍率は?」「制服や校則は?」「IBコースの進学実績は?」——受験前に知っておきたいポイントを、公式データをもとに正直にお伝えします。

目次

東京都立国際高校の基本情報と特徴

基本データ

学校名東京都立国際高等学校
区分公立
設立年1989年
所在地〒153-0041
東京都目黒区駒場2-19-59
アクセス京王井の頭線「駒場東大前」駅(西口)より徒歩5分
京王井の頭線「池ノ上」駅より徒歩7分
公式サイト東京都立国際高等学校

学校の特色と強み

東京都立国際高等学校(以下、都立国際高校)は、都立高校としては唯一の国際学科のみを設置している高校です。1989年に創立され、「Keep Learning, Keep Changing, and Keep Smiling」をモットーに掲げ、国際的な教育環境と高い英語力を活かして、国際社会で活躍できる人材の育成に力を入れています。

最大の特徴は、海外からの帰国生徒や在京外国人生徒が全校生徒の約3割を占め、その出身国は40カ国以上に及ぶという多様性です。この環境の中で日常的に異文化交流が行われ、自然と国際感覚を身につけることができます。

教育面の特徴
  • 進学指導特別推進校として指定され、進学実績向上にも注力
  • GE-NET20指定校(Global Education Network)として外国語教育を充実
  • 東京グローバル10指定校として国際理解教育を推進
  • 2015年5月に日本の公立高校初国際バカロレア・ディプロマプログラム認定校に

※ 学校説明会やオープンスクールなどのイベントは、例年、学校施設見学会・桜陽祭(文化祭)・授業公開・学校説明会などが実施されています。実施日程や中止・延期の有無は年度により変わるため、最新情報は学校公式サイトでご確認ください。

都立国際高校の設置コース

コースについて

東京都立国際高等学校は、以下の2つのコースに分かれています。

国際学科国際バカロレアコース

国際学科

国際学科は、英語を中心とした多言語教育と国際理解教育に重点を置いたコースで、世界各国の文化や社会について学びながら、高い言語能力と国際的な視野を身につけることができます。

英語だけでなく、第二外国語としてドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、ハングル語から選択して学習することができ、異文化コミュニケーション能力を高めることが可能です。

同じ首都圏で公立の国際科・第二外国語教育をもつ学校としては、神奈川県の横浜国際高校(偏差値63〜65)があります。横浜国際はアラビア語まで含む6言語を学べ、国際バカロレアコースも併設しています。都立国際(東京)と横浜国際(神奈川)は、公立で国際教育・IBを受けられる数少ない選択肢として併願・比較検討されることも少なくありません。

英語力の伸びを示すデータとして、学校公式が公表するTOEIC Listening & Reading Testの結果があります。3年生の平均は674点で、全国高校生平均(441点)を大きく上回ります。

TOEIC L&R 平均スコア(都立国際 vs 全国)

国際高校3年生平均674点
全国高校生平均441点

出典:学校公式(令和8年度4月現在)。[1]

内訳では900点以上が23名、895〜785点が30名(令和8年度4月現在)。学校案内の生徒事例では、1年次405点から3年次に825点まで伸ばしたケースも紹介されていて、入学時点で英語が得意でなくても3年間で着実に力を伸ばせる環境が整っています。

国際バカロレアコース

世界共通の教育プログラムである国際バカロレア(IB)ディプロマプログラムを中心に構成されています。2年生、3年生でIBDPの科目を学習し、3年生時に世界共通の統一試験でフルディプロマの資格取得を目指します。

このプログラムの特徴
  • 総合的な学習スキルや批判的思考能力、独立した研究能力の育成
  • DP科目の「日本語A:文学」「日本語B」と一部科目以外はすべて英語で授業
  • 日本の学習指導要領とIBDPの両方の要件を満たし、日本の高校卒業資格も取得可能
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学年授業の使用言語
高校1年日本語:国語・日本史・体育/英語:それ以外
2〜3年IBDP(ディプロマプログラム)を履修

IBコースは2015年の開設以来、高いフルディプロマ取得率と高スコアを維持しています。国内外の難関大学への進学に強みを持っています(取得率・平均スコアの最新の詳細は学校のIB紹介ページでご確認ください)。

IBコースはとても魅力的ですが、その分、学習負荷が高いなどの大変な側面もあります。DP(ディプロマ)は論文(EE)・TOK・内部評価(IA)など独特の課題があり、英語での授業についていくには相応の準備が必要です。学校のサポートに加え、IB経験者による専門指導を知っておくと、入学後の学習がスムーズに進みます。

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公立高校でIBを目指すことのメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説していますので、より深く知りたい方はあわせてお読みください。

偏差値・入試倍率・難易度

都立国際高校の偏差値

都立国際高校の偏差値は、複数の予備校・教育機関によると64~69の範囲に位置し、東京都内の公立高校の中でも上位(都内公立10位前後)にランクされています。

サイト名偏差値備考
みんなの高校情報68都内公立10位前後(2026年度)
思い出こみゅ68全国上位
市進 高校受験情報ナビ64合格可能性80%の目安
学校リサーチ!69難関校として紹介
※偏差値は各社模試・情報サイトによる目安。学校は公式には偏差値を公表していません。

入試概要

募集人数

入試には以下の種別があり、それぞれ異なる募集人数となっています。

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種別募集人員
一般生徒140名
一般:98名
推薦:42名
海外帰国生徒対象日本人学校出身者:15名
外国の学校出身者:25名
在京外国人生徒25名
IBコース日本人生徒:15名
外国人生徒:5名
出典:東京都立国際高等学校「入学者選抜」/2026年度(令和8年度)は全選抜がインターネット出願(mirai-compass)

試験科目・内容

国際学科の試験内容

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種別検査内容
一般生徒
(推薦)
小論文
個人面接
書類
一般生徒(学力)5教科
帰国生徒
(現地校)
作文(日or英)
個人面接(日or英)
帰国生徒
(日本人校)
国語
数学
英語
個人面接
在京外国人生徒作文(日or英)
個人面接(日or英)

国際バカロレアコースの試験内容

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検査方法時間満点使用言語

英語運用能力検査
・筆記試験
・面接試験
筆記:60分
面接:10分
100英語

数学活用能力検査
60分100日本語または英語
出願時に選択
③小論文50分200
④個人面接15-20分200
⑤調査書30
③〜⑤の総合計430※英語運用能力検査と数学活用能力検査の得点は総合成績に含めません。
令和6年度4月入学(配点は年度の選抜要綱でご確認ください)

※調査書を除く各検査にはそれぞれ”合格基準点”が設けられていて、1つでも基準に達していない場合は不合格となるため、すべての検査で一定以上の得点を取る必要があります。

入試倍率の推移

近年の入試倍率は次のようになっています。

国際学科(一般生徒)

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年度種別募集人数受験者数合格者数倍率
2024推薦42153423.6
一般981951011.9
2023推薦42178424.24
一般982401002.38
2022推薦42152423.32
一般982121002.12

※2026年度(令和8年度)の一般国際学科は前年から出願者が増加し、一般で約2.03倍と反発の動きが見られました(都立高校全体の応募状況より)。

国際バカロレアコース

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年度種別募集人数受検者数倍率
2026全体20984.90
日本人15674.47
外国人5316.20
2025全体201095.45
日本人15765.07
外国人5336.60
2024日本人15734.87
外国人5326.40
出典:東京都教育委員会 応募状況・入学者選抜結果/リセマム(2025・2026は最終応募・受検ベース)
倍率のポイント

かつて「倍率低下」が指摘されることもありましたが、国際バカロレアコースは2025年5.45倍→2026年4.90倍と、依然として約5倍前後の高倍率が続いています。都立唯一のIBコースとしての人気は健在で、狭き門であることに変わりはありません。

一般国際学科も2026年度は出願者が増加に転じ、都立国際の難易度は高止まりしています。

入試対策のポイント

都立国際高校を受験する際の対策ポイントをまとめます。

入試対策のポイント

英語対策(自校作成問題)

一般入試では英語のみ自校作成問題となっていて、傾斜配点も2倍となるため、英語の対策が特に重要です。

  • リスニング、対話文完成問題、整序問題、長文読解、英作文が出題される
  • 2024年度は大問構成が変更され、リスニング3題、長文読解2題、単独の英作文が出題された
  • 長文の量が多く、設問数も多いため、時間配分を意識した対策が必要
  • 英作文は50語以上の記述が求められる
入試対策のポイント

過去問活用法

自校作成問題に対応するためには、過去問演習が必須です。

  1. 都立国際高校の公式ウェブサイトで過去問を入手する
  2. 他の自校作成校の過去問も併せて解くことで、応用力を養う
  3. 早い段階から英語力を強化し、注釈なしで長文が読める実力をつける
  4. 特に、50語以上の記述が求められる英作文やリスニング能力は、独学だけでは対策が難しい部分です。ネイティブ講師とマンツーマンで実践的な練習ができるオンライン英会話や、英作文の添削指導を活用して、表現の幅を広げるのも効果的な戦略です。
入試対策のポイント

合格に必要な学力目安

一般的な合格目安

  • 都立高校の共通問題で410点(500点満点)程度が取れる学力
  • 内申はオール4、できれば”5″が3つ程度ある
  • 「基本問題で取りこぼさない」「理社で失敗しない」ことが重要

このように5教科全てで高いレベルが求められるため、特定の塾に通うだけでなく、質の高い教材で網羅的に学習を進めることも重要です。

特に、難関校対策や記述問題の添削指導を活用し、苦手分野をなくして総合力を高めていくのが合格への近道です。

入試タイプ別・対策の選び方

都立国際は入試の種別が多く、目指すルートによって必要な対策が異なります。お子さんのタイプ別に、力を入れるべき対策と相性の良い学習手段を整理しました。

タイプ
一般入試(5教科+英語自校作成)で受ける

共通問題で410点・内申オール4が目安の難関。5教科をバランスよく仕上げ、英語自校作成(傾斜2倍)で差をつけるのが鍵です。理社の取りこぼしをなくし、記述・英作文を添削してもらう伴走があると安心。集団塾で伸び悩む・弱点が偏る場合は、マンツーマンの家庭教師・個別指導が向いています(本記事下部のCTAを参照)。

タイプ
推薦入試(小論文+個人面接)で受ける

小論文と面接で「国際理解への意欲・自分の考えを論理的に表す力」が問われます。時事・国際テーマの小論文添削と面接練習を早めに。志望理由を自分の言葉で語れるよう準備しましょう。

タイプ
英語を武器にしたい/英語自校作成に備える

英作文50語以上・リスニング・長文速読が問われます。「聞く・書く・話す」を日常的にアウトプットする環境を作ると、自校作成問題にも入学後の英語授業にも効きます(前項のオンライン英会話も参照)。

タイプ
IBコース・海外大学まで見据える

倍率約5倍の狭き門。入学後はDP(EE・TOK・IA)と英語での授業が待っています。IB経験者による専門指導を知っておくと、入試準備から入学後まで見通しが立ちます(上部のEDUBAL案内を参照)。

我が家も国際バカロレア(IB)で子どもを学ばせた経験がありますが、都立国際のように「5教科+英語自校作成+内申」と総合力が問われる入試は、独学だと弱点が見えにくいのが難しいところでした。410点・オール4という目安に対して「今どこが足りないのか」を第三者に一度見てもらうだけで、残りの時間の使い方が大きく変わります。

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進学実績

国公立・私立大学合格実績(2026年3月卒)

都立国際高校は進学指導特別推進校として、難関大学への進学実績も優れています。学校公式の最新学校案内(2026年3月卒業生・第35期・R8.6.1付集計)による合格実績(数値は合格者数、括弧内は進学者数)を見てみましょう。

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国公立大学私立大学(早慶上智)私立大学(それ以外)
合計:32名(進学28)合計:129名(進学61)合計:303名(進学69)
東京外国語5・東京都立7・筑波4・北海道3上智55(外国語14・法8)明治32・青学29・立教57・法政20
国際教養2・群馬2・千葉2・岡山2早稲田40(政経4・法3・文化構想8)学習院14・国際基督教8・東京理科12
東京学芸1・東京芸術1・電気通信1・防衛大学校1慶應義塾34(文9・経済5・法4)成蹊4・成城7・明治学院17 ほか多数
出典:東京都立国際高等学校「学校案内(令和9年度入学生用)」annai_2027.pdf(R8.6.1付・2026年3月卒業〔35期生〕)

IB生は具体的にどのような入試方式で大学進学を目指すのでしょうか。その多様な出願パターンについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

海外大学進学状況

国際バカロレアコースを中心に、毎年多くの生徒が海外大学に進学しています。2026年3月卒業生(35期)では海外大学に計107名が合格しました。

Times Higher Education世界大学ランキング2026で50位以内にランクする大学だけでも、次の各校に合格者を輩出しています。

合格した主な大学THE世界大学
ランキング2026
ケンブリッジ大学(英)3位
インペリアル・カレッジ・ロンドン(英)8位
シンガポール国立大学(星)17位
トロント大学(加)21位
UCL(英)22位
ワシントン大学(米)25位
エディンバラ大学(英)29位
キングス・カレッジ・ロンドン(英)38位
McGill大学(加)41位
イリノイ大学(米)41位
UBC(加)45位
参考:東京大学26位・京都大学61位。出典:東京都立国際高等学校「学校案内(令和9年度入学生用)」[1]

柳井正財団海外大学奨学金プログラム・グルー/バンクロフト基金・JASSO給付型/貸与型など、海外大学進学を支える奨学金の合格実績も豊富です。

IBコース生の進学実績(導入初期・1〜5期)

参考として、IBコース導入初期(1〜5期)の卒業生の大学合格実績(海外・国内)です。IBディプロマ課程は2015年開設のため、これらは初期の期の数字にあたります。より新しい年の実績は、下の大学名別テーブル(2023〜2025年3月卒)や、前述の海外107名(2026年3月卒・35期)をご覧ください。

区分海外大学国内大学
IBコース5期生75名14名
IBコース4期生62名17名
IBコース3期生53名15名
IBコース2期生31名10名
IBコース1期生67名12名
出典:東京都立国際高等学校「合格実績」。のべ合格件数(既卒生を含む)で、実進学者数とは異なります。最新の期別実績は公式でご確認ください。

さらに公式は、IBコース卒業生が合格した海外大学を大学名・年度別で公開しています(主な大学の抜粋)。近年はオックスフォード大学・プリンストン大学など最難関校の合格も出ています。

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主な海外大学2023年3月卒2024年3月卒2025年3月卒
トロント大学(加)3116
ブリティッシュコロンビア大学(加)194
キングス・カレッジ・ロンドン(英)634
UCL(英)462
マンチェスター大学(英)561
エディンバラ大学(英)334
LSE(英)131
インペリアル・カレッジ・ロンドン(英)112
メルボルン大学(豪)141
出典:都立国際高校 IBコース 進路状況(2025年6月30日現在)。のべ合格件数(既卒生を含む)で、実進学者数とは異なります

学費など費用について

東京都では世帯年収に関わらず授業料が実質無償化されています。令和8年度(2026年度)も継続されています(所得制限は撤廃済み・在校生を含め毎年の手続きが必要)。(出典:東京都教育委員会「就学支援金」

年間授業料と諸費用

都立高校としての基本的な学費構成となっています。

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項目学年一般IB
授業料各学年118,800円同左
学年積立金1年100,000円160,000円
2年124,000円220,000円
3年28,000円同左
PTA会費1年4,000円同左
2年4,000円同左
3年7,500円同左
生徒会費各学年5,000円同左
※授業料は無償化の対象。金額は変わり得るため最新は公式でご確認ください。

※ 国際バカロレアコースの生徒は、他の生徒と比べてディプロマ資格取得に係る費用等(DP試験料・教材費等)が別途かかる場合があります(詳細は学校へお問い合わせください)。

なお、国際バカロレア(IB)コースの学費は、公立か私立か、あるいはインターナショナルスクールかによって大きく異なります。以下の記事で詳しく比較解説しているので、他の選択肢とも比べてみたい方はぜひ参考にしてください。

授業料免除・奨学金制度

経済的負担を軽減するための様々な支援制度が用意されています

  • 就学支援金制度
    授業料に充てる国の支援金(現在は所得制限が撤廃され実質無償化)
  • 授業料免除制度
    就学支援金の対象とならない生徒について、都が授業料を全額免除
  • 多子世帯における都立学校授業料等支援事業
    23歳未満の子等が3人以上いる世帯に対して、授業料等が半額になる制度
  • 奨学のための給付金制度
    授業料以外の教育費の負担を軽減するための返済不要の給付金
  • 端末購入支援金補助
    タブレットや端末を購入する際、保護者負担額を原則3万円以内に軽減する制度

学校生活・制服・校則の実態

制服

国際高校の制服は以下のようになっています。

  • 冬服:ブレザーにズボン(男子)・スカート(女子)
  • 夏服:ズボン(男子)、スカート(女子)
  • ネクタイ、リボンの色や柄の指定はありません

制服は比較的自由度が高く、多様性を尊重する校風が反映されています。口コミサイトでも制服の評価が高い傾向にあります。

校則

校則は比較的ゆるやかで、生徒の自主性を尊重した運用がなされています。

  • 髪型や服装に関する制限が少なく、生徒の個性を尊重する姿勢
  • 冬服の時期にはネクタイとブレザーの着用が必要
  • 髪染め、ピアス、着崩しなどに対する厳しい規制はない

主な学校行事

都立国際高校の主な行事には以下のものがあります

  • 体育祭:5月に開催され、全校生徒が赤・白・青の3つの団に分かれて競う
  • 桜陽祭(文化祭):9月中旬の土日に開催される学校最大の行事
  • ESCA(English Summer Camp):1年生が参加する2泊3日の英語合宿
  • スピーチコンテスト:英語だけでなく他言語でのスピーチも披露される国際色豊かな行事

桜陽祭は特に力を入れていて、クラス・部活動・委員会・有志が総力を挙げて様々な出し物を企画します。5月中旬から準備を始め、夏休みの大半を費やして作り上げていきます。

部活動

体育系クラブ15、文化系クラブ10など、多様な部活動が展開されています。文化系クラブには、他の都立高校にはない「国際教育ボランティア部」があり、国際的な視野を取り入れた活動ができます。

著名な卒業生と進路実績

主な著名卒業生一覧

都立国際高校からは多くの著名人が巣立っています。

  • KREVA(ミュージシャン):ヒップホップユニット「KICK THE CAN CREW」のメンバー。都立国際高校卒業後、慶應義塾大学環境情報学部へ進学。
  • ホラン千秋(タレント、キャスター):都立国際高校から青山学院大学文学部英米文学科へ進学。
  • 水野真裕美(アナウンサー):TBSアナウンサー。都立国際高校から明治大学文学部英文学科へ進学。
  • そのほか、各界で活躍する卒業生を多数輩出しています。

在校生・保護者の口コミと評判

まず口コミサイト「みんなの高校情報」の評価(116件・総合4.43/5、東京都内で上位クラス)を整理します。当サイトの独自評価ではなく、公開レビューの集計値です(総合はレビュー全体の平均で、下のカテゴリ平均とは別集計)。

項目評価(5点満点)
校則4.72
(自由度が高い)
イベント・行事4.71(高い)
いじめの少なさ4.49
制服4.40
進学・進路4.16
部活動3.86
施設3.20
(校舎の古さの指摘)
出典:みんなの高校情報 口コミ(116件・総合4.43/5)。数値は同サイトの集計で、時点により変動します。

自由な校則・行事・多様性が高く評価される一方、施設(3.20)は校舎の古さを指摘する声もあります。全体として満足度は都内でも高い水準です。

在校生・保護者からの良い評判

良い評判

生徒や保護者からは以下のような良い評判が寄せられています

  • 多様な背景を持つ生徒が集まる国際的な環境
  • 自由な校風と緩い校則で自分らしさを発揮できる
  • 英語力やコミュニケーション能力が自然と身につく
  • 文化祭などの行事が充実している
  • 留学や国際交流の機会が豊富

気になる点・デメリット

課題点

一方で、以下のような課題点も指摘されています

  • 課題が多く、自由時間が限られる
  • 英語ができないと授業についていくのが厳しい
  • 活発な校風が合わない生徒には少し居づらい面もある
  • 校舎の設備面に一部古い部分がある

都立国際高校のよくある質問(FAQ)

都立国際高校の偏差値はどのくらいですか?

模試・情報サイトの目安で64〜69、看板値は68(都内公立10位前後)です。学校は公式には偏差値を公表していません。

IBコースの倍率は高いですか?

2025年5.45倍→2026年4.90倍と、近年は約5倍前後の高倍率が続いています。都立唯一のIBコースとして人気が高く、狭き門です。

制服や校則は自由ですか?

制服はネクタイ・リボンの色や柄の指定がなく自由度が高めです。校則も比較的ゆるやかで、口コミでも自由な校風が高く評価されています。

合格に必要な内申・学力の目安は?

一般入試は都立共通問題で410点(500点満点)程度、内申はオール4(5が3つ程度あると安心)が目安です。英語は自校作成問題で傾斜配点のため、特に対策が重要になります。

学費はどのくらいかかりますか?

東京都では世帯年収に関わらず授業料が実質無償化されています。令和8年度(2026年度)も継続されています。ただしIBコースはDP試験料・教材費等が別途かかる場合があります。

まとめ

都立国際高校は、国際的な視野を持つ人材育成と高度な学力向上を両立させる教育環境を提供している学校です。

全校生徒の約3割を占める帰国生や在京外国人生徒との日常的な交流、充実した語学教育、そして日本の公立高校初の国際バカロレアプログラムの提供など、グローバル人材の育成に力を入れる一方で、国内外の難関大学への進学実績も着実に積み上げています。

偏差値68・IBコース倍率約5倍と入試は難関ですが、英語力と国際感覚を磨きたい意欲ある生徒には、大きな成長の機会を提供してくれる学校と言えるでしょう。

都立国際は「5教科の総合力+英語+内申」と、バランスよく仕上げないと届かない入試です。もし今、弱点の埋め方や英語自校作成への備えに少しでも不安があるなら、プロに「今の立ち位置」と「合格までの距離」を一度見てもらうだけでも、残りの時間の使い方がはっきりします。

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参考情報・出典

  1. 東京都立国際高等学校「学校案内(令和9年度入学生用)」(R8.6.1付・2026年3月卒〔35期〕)
  2. 東京都立国際高等学校「進路状況・合格実績」
  3. 東京都教育委員会「就学支援金・授業料無償化」
  4. IBO「Tokyo Metropolitan Kokusai High School」
  5. 都立国際高校(東京都)の情報|みんなの高校情報
  6. 海外帰国生徒対象・在京外国人生徒対象入試 過去問題 – 東京都立国際高等学校

この記事は2026年7月時点の公開情報をもとに作成しています。偏差値・倍率・進学実績・学費・入試要項等は年度により変わります(進学実績は公式の「のべ合格者数」)。最新かつ正確な情報は、必ず学校公式サイトや説明会でご確認ください。

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この記事を書いた人

Masakiのアバター Masaki IBDP修了生の父/教育・進路メディア運営

我が子のIB経験と海外留学準備で奮闘した保護者としての実体験が原点。「同じ保護者の目線」で膨大な情報を整理・分析し、後悔しない進路選択を共に考えるパートナーとして「国際バカロレアIB広場」を運営。大学選びから留学手続き、その先のキャリア形成までを見据えた情報を提供しています。→ 運営者プロフィール・お問い合わせ

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