高校から入学してIBのDP(高校2・3年で学ぶプログラム)を受けられ、日本の高校卒業にもなる国際バカロレア認定校は、全国に37校あります。インターナショナルスクールの多くはこれに当たらず、卒業しても日本の高校卒業にはなりません。
37校の多くは、英語で学ぶのが一部の科目だけの「日本語DP」の学校です。英語で授業を受ける自信がまだなくても、候補から外す必要はありません。
入り方は、入試でIBコースを受ける学校と、入学後にIBコースに進む学校に分かれます。まず通える範囲の学校を探し、入り方と学費を確かめると、受けられる学校が絞れます。
高校からDP(高校のIBプログラム)を受けられて、日本の高校も卒業できる学校は37校(都道府県別の一覧)
高校から入学してDPに進めて、日本の高校も卒業できる学校は37校で、23都道府県にあります。住んでいる地域の表から見てください。表の読み方は最初の表(北海道・東北)のすぐ下に、37校の数え方は後の「37校はどうやって数えたか」にまとめました。
まず、この記事で使う言葉
IB(国際バカロレア)には、小学生までのPYP、中学生のMYP、高校生のDPの3つのプログラムがあります。
- DP=高校2・3年で学び、最終試験に受かると大学受験に使える資格「IBディプロマ」がもらえるプログラムです。
- 日本語DP=6科目のうち2科目を英語で、残りを日本語で学ぶDPで、日本の高校にあたるDPの学校の4校に3校がこれです。
- 一条校=法律(学校教育法の第1条)で決められた学校で、卒業すると日本の高校を卒業したことになります。
北海道・東北(3校)
| 学校 (都道府県・公立/私立) | 入り方 | 英語の 条件 | DPの 授業 | 平均点 |
|---|---|---|---|---|
| 札幌日本大学高校(北海道・私立) | 入試でIBコースを受ける(IBコース50名。筆記試験のあと、英語を含む面接) | 未確認 | 日本語DP | サイトに記載なし |
| 青森県立青森南高校(青森・公立) | 入試で入る(IBコースへの進み方は未確認) | 未確認 | 日本語DP | サイトに記載なし |
| 宮城県仙台二華高校(宮城・公立) | 入学後にIBコースに進む(1年生の6月ごろから約4か月の体験授業などを経て、進むかを決める) | 未確認 | 日本語DP | サイトに記載なし |
表の読み方です。「IBコース」は学校の中でDPを学ぶクラスやコースで、表には学校ごとの呼び名も添えました。入り方は「入試でIBコースを受ける」「入学後にIBコースに進む」「入試で入る(IBコースへの進み方は未確認)」の3つで書き始めています。
「未確認」はこの記事で確かめていないこと(条件が無いという意味ではありません)、平均点(DPの最終試験の点数を学校ごとに平均したもの)の「サイトに記載なし」は、学校のサイトのIBの頁や進路の頁に見つからなかったことです(2026年9月時点。説明会などで公表している可能性はあります)。
学費は、後の「学費」の節に、毎月・毎年・入学時だけに分けてまとめました。
北海道・東北で、DPがあっても高校からは入れない学校は、札幌市立札幌開成中等教育学校(北海道)です。中学と高校の6年間を1つの学校で通う「中等教育学校」なので、中学から入ります。
仙台育英学園高校(宮城)は、後の「37校はどうやって数えたか」に書いたとおり、学校のサイトの入試の頁に2027年度の入試要項が載っていないので表に入れていません(2026年9月15日時点。学校は9月末に出す予定と案内しています)。
関東(9校)
| 学校 (都道府県・公立/私立) | 入り方 | 英語の 条件 | DPの 授業 | 平均点 |
|---|---|---|---|---|
| 茗溪学園高校(茨城・私立) | 入試でIBコースを受ける(IB入試など) | 推薦入試のIBの方式は、英検準2級程度 | 日本語DP | サイトに記載なし |
| 浦和学院高校(埼玉・私立) | 入学後にIBコースに進む(入試では、IBとグローバルの2コースをまとめた「国際類型」を受け、1年生の3学期にコースが分かれる。国際類型は推薦入試だけで、英語・国語・数学と英語の面接) | 未確認 | 日本語DP | サイトに記載なし |
| 昌平高校(埼玉・私立) | 入試でIBコースを受ける(学校の呼び名は「IB(DP)クラス」15名。推薦と一般) | 未確認 | 日本語DP | サイトに記載なし |
| 筑波大学附属坂戸高校(埼玉・国立) | 入学後にIBコースに進む(高校入試でSGクラスに入り、その中でDPを選ぶ。2010年4月1日以前に生まれた人はDPを選べない) | 未確認 | 日本語DP | サイトに記載なし |
| 玉川学園高等部(東京・私立) | 入試でIBコースを受ける(学校の呼び名は「IBクラス」) | 英検2級程度が目安(2025年度の要項) | 日本語DPではない | サイトに記載なし |
| 千代田高校(東京・私立) | 入学後にIBコースに進む(研究コースか開発コースに入り、2年生からIBコースを選べる) | 未確認 | 日本語DP | サイトに記載なし |
| 東京都立国際高校(東京・公立) | 入試でIBコースを受ける(IBコースの入試) | 未確認 | 日本語DPではない | 31.0点(学校のサイトに載っているのは第1期生の点数だけ。2017年11月の試験) |
| 神奈川県立横浜国際高校(神奈川・公立) | 入試でIBコースを受ける(県立高校のふつうの入試〔一般募集〕で、IBコースを志望して受ける) | 未確認 | 日本語DP(英語と数学を英語で学ぶ) | サイトに記載なし |
| 法政大学国際高校(神奈川・私立) | 入試でIBコースを受ける(「IB入試」。本人が書類を出して受ける推薦入試〔自己推薦〕。IBコース20名程度) | 未確認 | 日本語DP | サイトに記載なし |
関東で、DPがあっても高校から入る入試が無い、または学校のサイトに見つからない学校は次のとおりです。
- ぐんま国際アカデミー(群馬)=高校入試が無く、空きがあるときに途中の学年に入る「編入」の試験だけです。
- 開智望中等教育学校(茨城)、さいたま市立大宮国際中等教育学校(埼玉)、東京学芸大学附属国際中等教育学校(東京)=中学と高校の6年間を1つの学校で通う中等教育学校です。東京学芸大学附属国際中等教育学校には4年生(高校1年)の編入の試験がありますが、海外の学校に続けて1年以上在籍した帰国生などが対象で、そこからDPに進めるかは学校の入学の頁に書かれていません(2026年9月時点)。
- 開智高校の中高一貫部(埼玉)、開智日本橋学園(東京)=学校のサイトの入試の頁に、高校から入る入試が載っていません(2026年9月時点)。載っているのは、開智高校 中高一貫部は中学の入試だけ、開智日本橋学園は中学入試と、中学・高校の転入・編入の試験です。
- 三浦学苑高校(神奈川)=IBコースの生徒募集を2025年度から止めています。
中部(10校)
| 学校 (都道府県・公立/私立) | 入り方 | 英語の 条件 | DPの 授業 | 平均点 |
|---|---|---|---|---|
| 山梨県立甲府西高校(山梨・公立) | 入学後にIBコースに進む(入試に特別な募集は無い。1年生の11月ごろに希望を出し、2年生からDPの科目を選ぶ) | 未確認 | 日本語DP | サイトに記載なし |
| 長野日本大学高校(長野・私立) | 入学後にIBコースに進む(1年生は「特進IB」か「進学IB」のコースで学び、2年生からIBコースを選べる) | 未確認 | 日本語DP | サイトに記載なし |
| 松本国際高校(長野・私立) | 入試でIBコースを受ける(IBコース20人。推薦と一般) | 未確認 | 日本語DP | サイトに記載なし |
| UWC ISAKジャパン(長野・私立) | 入試でIBコースを受ける(学校全体がIBの全寮制。Grade 10〔高校1年〕から3年間) | 未確認 | 日本語DPではない | 35点(2024年) |
| 帝京大学可児高校(岐阜・私立) | 入試でIBコースを受ける(3年間のうち1年目は、DPの準備と日本の高校の必修の科目を学ぶ) | 英検準1級・CEFR B1・IELTS 4.5以上などのどれか1つが目安 | 日本語DPではない | サイトに記載なし |
| 加藤学園暁秀高校(静岡・私立) | 入試でIBコースを受ける(学校の呼び名は「バイリンガルコース」。英語は専用の問題) | 未確認 | 日本語DPではない | 32点(何年の点数か、学校の資料に書かれていない) |
| 静岡県立ふじのくに国際高校(静岡・公立) | 入試で入る(IBコースへの進み方は未確認。定時制・単位制) | 未確認 | 日本語DP | サイトに記載なし |
| 聖隷クリストファーグローバルスクール高等部(静岡・私立) | 入試でIBコースを受ける(学校全体がIBの学校) | 国語以外の授業を英語で受けられる人が原則(帰国生や、家庭や学校でふだん英語を使っている人など) | 日本語DPではない | サイトに記載なし |
| 国際高校(愛知・私立) | 入試でIBコースを受ける(学校全体がIBの全寮制。Grade 10〔高校1年〕から。授業は国語以外すべて英語) | 未確認 | 日本語DPではない | サイトに記載なし |
| 名古屋国際高校(愛知・私立) | 入試でIBコースを受ける(「国際バカロレア入試」) | 未確認 | 日本語DPではない | サイトに記載なし |
表の言葉の補足です。
- CEFR・IELTS=CEFRは英語力を6段階で表す国際的なものさし、IELTSは英語の試験です。帝京大学可児の目安のうち、いちばん低いCEFR B1は、一般に英検2級程度とされています。
- 定時制・単位制=定時制は、1日の授業時間がふつうの高校(全日制)より短い課程です。単位制は、学年ではなく、取った単位の数で卒業が決まる仕組みです。
- 国際高校(愛知)は、学校名がそのまま「国際高校」です。東京の都立国際高校とは別の学校です。
静岡サレジオ高校(静岡)は、学校のサイトの入試の頁に2027年度の募集要項が載っていないので表に入れていません(2026年9月時点)。
近畿(8校)
| 学校 (都道府県・公立/私立) | 入り方 | 英語の 条件 | DPの 授業 | 平均点 |
|---|---|---|---|---|
| 滋賀県立虎姫高校(滋賀・公立) | 入学後にIBコースに進む(入試の「国際バカロレア枠」〔推薦・10人・2027年度〕で入るとIB候補生になる。ほかの枠で入った生徒も希望すれば候補生になれる〔候補生は各学年40名まで〕。1年生の7月の選考でDPに進む生徒が決まり、各学年20人まで) | 国際バカロレア枠の推薦は、中学3年の外国語の成績が5か、英検準2級以上(ほかに9教科の成績の合計が38以上) | 日本語DP | サイトに記載なし |
| 立命館宇治高校(京都・私立) | 入試でIBコースを受ける(英語の小論文・英語で出題する数学・英語の面接) | 推薦入試(推薦A・国際推薦)は英検準1級以上(ほかの英語資格も可) | 日本語DPではない | 33.7点(2024年卒) |
| 大阪国際高校(大阪・私立) | 入試でIBコースを受ける(15名。専願だけ) | 英検2級程度以上 | 日本語DPではない | サイトに記載なし |
| 大阪女学院高校(大阪・私立) | 入試でIBコースを受ける(英語科国際バカロレアコース。専願) | 未確認 | 日本語DP | サイトに記載なし |
| 大阪府立水都国際高校(大阪・公立) | 入試で入る(IBコースへの進み方は未確認) | 未確認 | 日本語DP | サイトに記載なし |
| 近畿大学附属高校(大阪・私立) | 入学後にIBコースに進む(英語特化コースに入り、2年生からその中のIBクラスに進む) | 未確認 | 日本語DP | サイトに記載なし |
| 奈良県立国際高校(奈良・公立) | 入試で入る(IBコースへの進み方は未確認。県の入試で国際科に入る) | 未確認 | 日本語DP | サイトに記載なし |
| AIE国際高校(兵庫・私立・通信制) | 入試でIBコースを受ける(「IB入試」) | 英検準2級 | 日本語DP | サイトに記載なし(学校は、これまでIBを受けた生徒の合格率を100%と公表。日付の記載なし。別の頁では、IBディプロマを取れた生徒の割合を100%〔2025年6月時点〕としている) |
表の言葉の補足です。
- 専願=合格したら必ずその学校に入学する約束で受ける入試です。
- 通信制=毎日通学するのではなく、自宅での学習と登校日などを組み合わせて学ぶ高校です。AIE国際高校のIBの授業の受け方は、学校に確かめてください。
- 兵庫県で高校から入れるDPの学校は、通信制のAIE国際高校だけです。
中国・四国(5校)
| 学校 (都道府県・公立/私立) | 入り方 | 英語の 条件 | DPの 授業 | 平均点 |
|---|---|---|---|---|
| 鳥取県立倉吉東高校(鳥取・公立) | 入試で入る(IBコースへの進み方は未確認) | 未確認 | 日本語DP | サイトに記載なし |
| 岡山理科大学附属高校(岡山・私立) | 入試でIBコースを受ける(国際バカロレアコース20名。面接は英語と日本語) | 英検2級以上か、GTEC Basic 760以上(GTECは英語の検定試験の1つ) | 日本語DP | サイトに記載なし |
| AICJ高校(広島・私立) | 入試でIBコースを受ける(学校の呼び名は「IBディプロマコース」30名程度。数学は英語で出題) | 未確認 | 日本語DPではない | サイトに記載なし |
| 英数学館高校(広島・私立) | 入試でIBコースを受ける(学校の呼び名は「IBクラス」) | 推薦入試は、中学3年の5教科の通知表の成績の合計が21以上(25点満点)、英語の成績が5、英検2級以上 | 日本語DP(英語で学ぶDPのクラスもある) | サイトに記載なし |
| 高知県立高知国際高校(高知・公立) | 入学後にIBコースに進む(グローバル科〔定員80名〕に入り、DPコースを選ぶ。何人が進めるかは未確認) | 未確認 | 日本語DP | サイトに記載なし |
中国・四国で、DPがあっても高校から入る入試が無い、または学校のサイトに見つからない学校は2校です。朝日塾中等教育学校(岡山)は中等教育学校で、中学から入ります。広島県立広島叡智学園(広島)は、学校のサイトの入試の頁に中学校の入学者選抜だけが載っていて、高校から入る入試が載っていません(2026年9月時点)。
九州・沖縄(2校)
| 学校 (都道府県・公立/私立) | 入り方 | 英語の 条件 | DPの 授業 | 平均点 |
|---|---|---|---|---|
| 福岡第一高校(福岡・私立) | 入試でIBコースを受ける(学校独自の「パラマ入試」。出願するには、先にオープンキャンパスに参加して修了証をもらう必要がある。日程は学校のサイトで確かめる) | 未確認 | 日本語DP | サイトに記載なし |
| 沖縄尚学高校(沖縄・私立) | 入試でIBコースを受ける(学校の呼び名は「国際文化科学コース」。推薦15名と一般10名) | 英検準2級を持っていること | 日本語DP(英語で学ぶDPもある) | サイトに記載なし |
九州・沖縄で、DPがあっても高校入試を行っていない学校は、リンデンホールスクール中高学部(福岡)です(学校が明記。7年生の第2学期から10年生〔高校1年〕の第1学期までを対象にした編入試験はある)。この学校は平均点を公表しているので、後の平均点の表に出てきます。
県内に学校が無い場合は、隣の県か、寮に入って通える学校になる
37校がある23都道府県のほかの、24県です。
- 東北:岩手・秋田・山形・福島
- 関東:栃木・群馬・千葉
- 中部:新潟・富山・石川・福井
- 近畿:三重・和歌山
- 中国・四国:島根・山口・徳島・香川・愛媛
- 九州:佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島
この24県に住んでいる場合、選び方は2つです。1つは、隣の県の学校に通えるかを見ることです。千葉なら東京や茨城、三重なら愛知や滋賀の学校が近くなります。
もう1つは、寮に入って通う方法で、学校の型は2つあります。
- 全寮制の学校:高校1年から入れる全寮制は、UWC ISAKジャパン(長野)と国際高校(愛知)の2校です。どちらも授業は英語が中心で、学費は寮費を含めて年400万円を超えます。ただしUWC ISAKジャパンは、学校の案内によると、生徒の7割が学校の経済支援(全額の奨学金を含む)を受けています。支援は、学費を払うのが難しい家庭の状況に応じて出るもので、返す必要はありません。
- 寮のある学校:全寮制ではなく、通学する生徒と寮の生徒がいる学校もあります。茗溪学園(茨城)は寮生を募集していて、自宅から通学に1時間30分を超える場合は入寮を勧めています。入学の手続きのときに入寮費24万円がかかります(2027年度。毎月の寮費は確かめていません)。帝京大学可児(岐阜)のIBコースにも寮があり、家から通える生徒は通学もできます。
編集部は、寮に入る前提でなければ、まず通学時間で候補を絞るのが現実的だと見ています。DPは課題の多いプログラムで、ウェブの相談サイトでも、IB認定校の高校1年生が、授業の時間が長いと書いていました(学校名は分かりません)。片道の時間が長いと、その分だけ課題に使える時間が減るからです。
IBスコア(高校のIBプログラムDPの試験の平均点)が高い学校はどこか(公表している学校の順)
平均点は、DPの最終試験の合計点(45点満点。「IBスコア」とも呼びます)を学校ごとに平均した点数で、世界の平均点は30.6点です(2025年5月の試験)。
学校のサイトで平均点を確かめられたのは、一条校のDPの学校50校のうち5校(このうち、高校から入れる37校に入るのは4校。残る1校のリンデンホールスクールは高校入試を行っていない)と、インターナショナルスクールのDPの学校30校のうち7校でした。
一条校とインターナショナルスクールは、表を分けました。インターナショナルスクールの多くは、卒業しても日本の高校卒業にはなりません。インターナショナルスクールの表も載せたのは、平均点を調べるとインターナショナルスクールの点数が一緒に出てくるからです。どちらの表も、点数の高い順に並べます。
一条校(卒業すると日本の高校卒業になる学校)の5校
| 順 | 学校名 | 高校から 入れるか | 平均点 | 何年の点数か |
|---|---|---|---|---|
| 1 | UWC ISAKジャパン(長野) | 入れる | 35点 | 2024年 |
| 2 | リンデンホールスクール中高学部(福岡) | 高校入試なし | 34.45点 | 2023年 |
| 3 | 立命館宇治高校(京都) | 入れる | 33.7点 | 2024年卒 |
| 4 | 加藤学園暁秀高校(静岡) | 入れる | 32点 | 年度の記載なし |
| 5 | 東京都立国際高校(東京) | 入れる | 31.0点 | 第1期生(2017年11月の試験) |
インターナショナルスクールの7校
| 順 | 学校名 | 平均点 | 何年の点数か |
|---|---|---|---|
| 1 | K. International School Tokyo(東京) | 42.0点 | 2025年卒 |
| 2 | St. Mary’s International School(東京) | 37点 | 2022年 |
| 3 | Seisen International School(東京) | 36点(IBディプロマを取れた生徒だけの平均) | 2022年 |
| 4 | Saint Maur International School(神奈川) | 35.3点 | 2026年5月の試験 |
| 5 | Yokohama International School(神奈川) | 34点 | 学校案内2024-25年版の最新の値 |
| 6 | Osaka International School of Kwansei Gakuin(大阪) | 33.77点 | 30年間の平均(年ごとの点数はサイトに見つからない) |
| 7 | Nagoya International School(愛知) | 33点 | 2026年卒 |
インターナショナルスクールは、学校ごとに入学できる学年が違い、この記事では高校から入れるかを確かめていません。
年度つきで言える範囲の読み方です。高校から入れる一条校で点数を公表している4校のうち、同じ2024年の点数があるのはUWC ISAKジャパン(35点)と立命館宇治高校(33.7点)で、UWC ISAKジャパンのほうが高い点数です。暁秀高校と都立国際高校は年度がそろわないので、この2校との上下は言い切れません。
インターナショナルスクールの表の3位、Seisenの36点は、IBディプロマを取れた生徒だけの平均です。受けた生徒全員の平均より高く出やすいので、ほかの学校の点数とそのままは比べられないと編集部は見ています。
世界の平均点は、IBを運営する国際的な団体(IB機構)の発表で、30.6点です(2025年5月の試験)。2つの表の12校は、どれもこの30.6点を上回る点数を公表しています。ただ、世界の平均点は年ごとに変わるので、2025年以外の年の点数については、30.6点との差の大きさまでは比べられません。
卒業する生徒が少ない学校は、年ごとに平均点が上下しやすく、年度がそろっていない点数どうしも比べられません。たとえばリンデンホールスクールは、2021年が38.3点、2022年が32.8点で、1年で5点以上動いています。
学校のサイトで平均点が見つからない学校も、候補から外さない
高校から入れる37校のうち、学校のサイトで平均点を確かめられたのは4校だけです(上の一条校の5校から、高校入試を行っていないリンデンホールスクールを除いた数)。茗溪学園は平均点ではなく、IBディプロマを取れた生徒の割合(94.6%・2025年度)と、45点満点で40点以上を取った生徒の割合(21.9%)を公表しています。
ウェブの口コミでも、学校ごとのIBの実績を比べたいのに情報が見つからない、という親の相談がありました。編集部は、学校のサイトに平均点が見つからないことを、その学校を候補から外す理由にはしません。37校の多くはサイトに平均点が見つからないので、平均点で絞ると候補がほとんど残らないからです。説明会で、IBディプロマを取れた生徒の割合や、何人が最終試験まで受けたかを聞くほうが、学校どうしを比べやすくなります。
高校入試の形は大きく2つ:入試でIBコースを受ける学校と、入学後にIBコースに進む学校
高校入試からDPまでの入り方は3本の道
青い印が、IBコースに決まるときです。
入試でIBコースを受ける23校
入学後にIBコースに進む9校
入試で入る(IBコースへの進み方は未確認)5校
虎姫高校は、入試に「国際バカロレア枠」がありますが、DPに進む生徒は1年生の7月の選考で決まるので、2本目の道に入れました。
37校の入り方を数えると、次のとおりです。
| 入り方 | 校数 |
|---|---|
| 入試でIBコースを受ける | 23校 |
| 入学後にIBコースに進む | 9校 |
| 入試で入る(IBコースへの進み方は未確認) | 5校(青森南・ふじのくに国際・水都国際・奈良国際・倉吉東) |
入試でIBコースを受ける学校は、都立国際高校・法政大学国際高校・大阪国際高校などです。IBコースの定員は15〜50名ほどと少なく、英語の条件を付ける学校があります。
| 英語の条件 (学校の募集要項による) | 学校 |
|---|---|
| 英検準2級 | 茗溪学園高校(推薦入試のIBの方式)・AIE国際高校・沖縄尚学高校・滋賀県立虎姫高校(国際バカロレア枠の推薦。中学3年の外国語の成績5でも可) |
| 英検2級 | 大阪国際高校・岡山理科大学附属高校(GTEC Basic 760でも可)・英数学館高校(推薦入試)・玉川学園高等部(目安・2025年度の要項) |
| 英検準1級 | 立命館宇治高校(推薦入試の推薦A・国際推薦。ほかの英語資格も可) |
| 英検準1級・CEFR B1・IELTS 4.5以上などのどれか1つ(いちばん低いCEFR B1は英検2級程度) | 帝京大学可児高校(目安) |
| 国語以外の授業を英語で受けられること | 聖隷クリストファーグローバルスクール高等部 |
英語の条件のほかに、英語の面接(札幌日本大学高校・浦和学院高校・岡山理科大学附属高校・立命館宇治高校)や、英語で出題する数学(AICJ高校・立命館宇治高校)がある学校もあります。
入学後にIBコースに進む学校は、仙台二華高校・筑波大学附属坂戸高校・千代田高校・甲府西高校・長野日本大学高校・近畿大学附属高校などです。虎姫高校は、入試に「国際バカロレア枠」(推薦・10人・2027年度)がありますが、DPに進む生徒は1年生の7月の選考で決まる(各学年20人まで)ので、こちらに入れました。
ウェブの相談サイトでは、英検準2級でIBコースを受けて大丈夫かという質問に、回答者の目安が英検2級から1級以上まで割れていました。編集部は、この割れ方は学校の型の違いから来ていると見ています。
- 授業のほとんどが英語の学校(立命館宇治高校・国際高校・UWC ISAKジャパンなど)では、入学の時点で英検準1級程度の英語力を求めることがあります。帝京大学可児高校も授業のほとんどが英語ですが、英語の目安はCEFR B1やIELTS 4.5などでもよいとしています。
- 日本語DPの学校では、英語で授業を受けるのは6科目のうち2科目です。茗溪学園高校・沖縄尚学高校のように、英検準2級を条件にする学校もあります。
英検準2級の段階なら、一覧の「DPの授業」が日本語DPの学校から先に見るのが、編集部の考える順番です。
学費は公立・私立・インターナショナルスクールで桁が変わる
学費の差は、学校の種類でほぼ決まります。
| 種類 | 学費の目安 | 国の授業料の支援の上限(年額) |
|---|---|---|
| 公立・国立の高校 | 授業料は国の支援でほぼかからない。IBの試験料や教材費は別にかかる | 公立 11万8,800円・国立 11万5,200円 |
| 私立の高校(通学) | 授業料に加えて、IBの分が上乗せされる | 45万7,200円 |
| 全寮制の一条校(UWC ISAKジャパン・国際高校) | 寮費を含めて年400万円を超える。UWC ISAKジャパンは生徒の7割が学校の経済支援を受けている | 45万7,200円 |
| 寮のある私立の一条校(茗溪学園・帝京大学可児など) | 私立の学費に寮の費用が加わる(茗溪学園の入寮費は入学時に24万円・2027年度) | 45万7,200円 |
| インターナショナルスクール | 学費を確かめた学校で年150万〜360万円 | 就学支援金は2026年4月から対象外(前から在学している生徒の一部は経過措置で従来どおり)。2026年4月以降に入る生徒は「高校生等・新修学支援」の対象になりうる(上限は年39万6,000円で、年収で2段に分かれる) |
国の授業料の支援(就学支援金)
国には、高校の授業料を支援する仕組み(就学支援金)があります。2026年度から、家の収入に関係なく受けられるようになりました。支援の上限は、上の表の右の列の額です。この額は、昼間に毎日通うふつうの高校(全日制)の2026年度の新しい制度のものです。
支援は授業料に充てるもので、IBの試験料や教材費には使えません。インターナショナルスクール(各種学校)は2026年4月から就学支援金の対象外で、別の支援があります(後の「インターナショナルスクールは年150万〜360万円」で説明します)。
公立は、IBの実費だけが上乗せされる
公立の12校(国立1校を含む)は、授業料が国の支援でほぼかかりません。かかるのは、IBの試験料や教材費などの実費です。学校が額を書いているのは一部です。
- 甲府西高校=IBディプロマを取るまでの試験料や教材費などで、30万円程度(2026年度入学生の例。試験料は海外の通貨で払うので、為替で変わる)。
- 水都国際高校=教材費と最終試験の費用は実費。額は書かれていません。
- 虎姫高校などほかの学校=この記事ではIBの実費を確かめていません。
筆者の体験
筆者(Masaki)の場合、地方に住んでいて、進路は公立が中心でした。長男が進んだのは公立高校の日本語DPで、通える範囲に公立でIBを受けられる学校があったことを、かなり喜びました。教科書代や試験の登録料、研修の費用は別に要りましたが、私立やインターナショナルスクールとは金額の桁が違うと感じています。
私立25校の学費(毎月・毎年・入学時だけに分けた表)
学校の資料の額を、払い方ごとの列に分けました。額は国の支援を引く前です。「—」は授業料・コースの費用・施設費などが、その払い方では資料に無い、「未確認」は資料で確かめられなかった、という意味です。PTA会費や教科書代などは、この表に入れていません。
| 学校(都道府県) | 毎月かかる額 | 毎年かかる額 | 入学時だけの額 | このうちIBの分 | 何年度の額か |
|---|---|---|---|---|---|
| 札幌日本大学高校(北海道) | 授業料3万8,000円+IBコース費2万円 | — | 入学一時金26万6,000円 | IBコース費 月2万円 | 2027年度 |
| 茗溪学園高校(茨城) | 未確認 | 未確認 | 41万円(入学金25万円・施設費16万円)。寮生は入寮費24万円を足して65万円 | 未確認 | 2027年度 |
| 浦和学院高校(埼玉) | 授業料3万8,000円ほか | — | 35万円(入学金25万円・施設費10万円) | 未確認 | 2026年度入試 |
| 昌平高校(埼玉) | — | 授業料45万7,200円+IBコース費30万円+施設設備費7万円+維持管理費7万7,280円 | 入学金20万円 | IBコース費 年30万円 | 2027年度予定 |
| 玉川学園高等部(東京) | — | 179万2,300円(授業料など) | 入学金15万円 | 未確認 | 2026年度 |
| 千代田高校(東京) | 2年生からのIBコースは13万3,500円 | — | 入学金25万円 | 未確認 | 2026年度入試 |
| 法政大学国際高校(神奈川) | — | 89万5,000円(授業料65万円・教育充実費22万円・実験実習料2万5,000円) | 入学金33万円 | IBの試験料 約10万円(試験のとき) | 年度の記載なし |
| 長野日本大学高校(長野) | 授業料5万8,100円(2・3年のIBコースは7万3,100円) | 施設費8万円 | 入学金16万円 | 2・3年のIBコースは月1万5,000円高い | 2027年度 |
| 松本国際高校(長野) | 授業料3万8,000円 | 未確認 | 入学金12万円 | 未確認 | 2027年度 |
| UWC ISAKジャパン(長野) | — | 授業料490万円+寮費182万5,000円+施設費50万円 | 未確認 | 学校全体がIB | 2026-27年 |
| 帝京大学可児高校(岐阜) | 未確認 | 未確認 | 未確認 | 未確認 | — |
| 加藤学園暁秀高校(静岡) | 5万7,000円+二カ国語維持費3万円(バイリンガルコースに足される費用) | — | 入学手続金18万円 | 未確認 | 2027年度 |
| 聖隷クリストファーグローバルスクール高等部(静岡) | 未確認(募集要項は準備中) | 未確認 | 未確認 | 未確認 | — |
| 国際高校(愛知) | — | 授業料210万円+寮費155万円+教育充実費45万円 | 入学金50万円 | 学校全体がIB | 年度の記載なし |
| 名古屋国際高校(愛知) | — | 授業料57万4,800円(前期と後期に28万7,400円ずつ) | 入学金22万円+IB教育費27万5,000円 | IB教育費27万5,000円(入学時だけ) | 年度の記載なし |
| 立命館宇治高校(京都) | — | 1年生:授業料68万1,000円・教育充実費31万3,000円・IBコース費75万円。2・3年生:授業料63万8,000円・教育充実費29万1,000円・IBコース費75万円(計167万9,000円)。どの学年もほかにIB諸費6万5,000円 | 入学金12万円(1年生は入学金を含めて計186万4,000円) | IBコース費 年75万円+IB諸費 年6万5,000円 | 2026年度 |
| 大阪国際高校(大阪) | — | 1年目の合計188万円(入学金50万円・IBコース費用25万円などを含む。2年目以降は未確認) | 入学金50万円(左の188万円に含む) | IBコース費用25万円(1年目) | 2026年度入学生の実績 |
| 大阪女学院高校(大阪) | — | 122万6,400円(授業料63万円・IB教育費22万円ほか) | 未確認 | IB教育費 年22万円 | 学校の表記は「前年度」の額 |
| 近畿大学附属高校(大阪) | — | 授業料62万円+IB関連費用34万円(2年生から・予定) | 入学金20万円 | IB関連費用 年34万円+最終試験 約10万円(3年生のとき) | — |
| AIE国際高校(兵庫) | 未確認 | 未確認 | 未確認 | 未確認 | — |
| 岡山理科大学附属高校(岡山) | 未確認 | 未確認 | 入学金7万円 | 未確認 | 2027年度 |
| AICJ高校(広島) | 7万200円 | — | 入学金22万円+施設設備費5万円 | 未確認 | 2026年度 |
| 英数学館高校(広島) | 8万8,000円(授業料7万円ほか) | 2・3年生はDP費30万円 | 入学金20万円 | DP費 年30万円(2・3年生) | 2026年度 |
| 福岡第一高校(福岡) | 授業料5万円+実習費1万円ほか | — | 未確認 | 未確認 | 2027年入学者向け |
| 沖縄尚学高校(沖縄) | 未確認 | 未確認 | 国際バカロレア費10万円 | 国際バカロレア費10万円(入学手続時) | 2027年度 |
私立は、IBの分がいくら上乗せされるかを見る
表の「このうちIBの分」を、毎年かかるものと、そのときだけかかるものに分けると次のようになります。
- 毎年(または毎月)かかるIBの分は、確かめた学校で年18万〜81万5,000円です。いちばん低いのは長野日本大学高校の月1万5,000円(12か月で年18万円)、いちばん高いのは立命館宇治高校のIBコース費75万円とIB諸費6万5,000円を合わせた年81万5,000円(2026年度)です。札幌日本大学高校の月2万円は、12か月で年24万円です。12か月分の額は、月額に12をかけた編集部の計算です。
- そのときだけかかるIBの分は、入学時の名古屋国際高校(27万5,000円)と沖縄尚学高校(10万円)、試験のときの法政大学国際高校(約10万円)と近畿大学附属高校(約10万円)です。
- 毎年かかるか分からないIBの分は、大阪国際高校の1年目のIBコース費用25万円です(2年目以降は確かめていません)。
たとえば昌平高校で、国の支援を当てたあとに毎年残る額を計算します。
- 表の「毎年かかる額」は、授業料45万7,200円・IBコース費30万円・施設設備費7万円・維持管理費7万7,280円です。
- 国の支援は授業料に充てるもので、私立の上限は年45万7,200円です。昌平高校の授業料は年45万7,200円なので、授業料は支援でまかなえます。
- 残るのは、IBコース費30万円・施設設備費7万円・維持管理費7万7,280円の合計44万7,280円です(2027年度予定の額)。1年目は、これに入学金20万円が加わります。
- このほかに、同じ資料にはPTA会費(月2,000円)や生徒会費(年6,000円)、教科書代などの諸経費も書かれています。
昌平高校のIB(DP)クラス=国の支援を当てたあとに毎年残る額
青い区画が、国の支援を当てたあとも残る分です。
国の支援で0円
授業料は支援でまかなえる
残る 44万7,280円
IBコース費 30万円
施設設備費 7万円
維持管理費 7万7,280円
額は2027年度予定。このほかに、PTA会費や生徒会費、教科書代などの諸経費もかかります。
大阪国際高校は、国の支援に加えて、大阪府に住んでいる家庭なら府の授業料の支援の対象になると要項に書いています。住んでいる都道府県に独自の支援があるかは、県のサイトで確かめてください。
インターナショナルスクールは年150万〜360万円
インターナショナルスクールの学費は、学費を確かめた学校で年150万〜360万円です。India International School in Japan のIBの授業料が年150万円、Tokyo International School のGrade 10〜12(高校1〜3年)が年360万円(2026-27年)でした。
学校ごとの額は、後の「インターナショナルスクールでDP(高校のIBプログラム)がある30校は、英語で学んできた子が前提(37校とは別の学校)」の節の表にあります。
ウェブの相談サイトでも、インターナショナルスクールの学費は会社が出してくれなければ難しい、という親の回答がありました。国の支援の仕組みは、2026年4月から変わりました。
- インターナショナルスクール(各種学校)は、2026年4月から国の就学支援金の対象ではなくなりました。
- 2026年3月31日の時点で国が指定していた学校に、その日より前から在学している生徒は、経過措置で従来どおり受けられます。
- 2026年4月以降に入る生徒は、国の予算事業「高校生等・新修学支援」の対象になりえます。支援の上限は家の年収で2段に分かれ、年収約590万円未満なら年39万6,000円まで、590万〜910万円未満なら年11万8,800円までで、910万円以上は支給されません(2026年度。留学生は除く)。
入学を考えるときは、学校に「高校生等・新修学支援の対象になるか」を聞いてください。
中学から入るなら、中高一貫の学校も候補になる
中学から入る場合は、高校から入る入試が無い学校も候補に入ります。DPのある一条校のうち、次の9校は中学から入る学校です。このうち開智高校 中高一貫部・開智日本橋学園・広島県立広島叡智学園は、学校のサイトの入試の頁に高校から入る入試が載っていない学校です(2026年9月時点。開智日本橋学園は転入・編入の試験は載っている)。
「中等教育学校」は、中学と高校の6年間を1つの学校で通う学校で、学年を1年生(中学1年)から6年生(高校3年)まで数えます。表の後に、MYPの列の読み方を書きました。
| 学校 (都道府県・公立/私立) | 中学からの入り方 | 中学のMYP (国の一覧の印) |
|---|---|---|
| 札幌市立札幌開成中等教育学校(北海道・公立) | 中等教育学校 | あり |
| 開智望中等教育学校(茨城・私立) | 中等教育学校。DPに進むと国際教育費 年35万円 | あり |
| さいたま市立大宮国際中等教育学校(埼玉・公立) | 小学6年生が受ける入試(学校の呼び名は「入学者選抜」。第1次と第2次がある) | あり |
| 開智高校 中高一貫部(埼玉・私立) | 中学入試(一般・国際生・英語型) | なし |
| 東京学芸大学附属国際中等教育学校(東京・国立) | 1年生(中学1年)の4月に入学する入試 | あり |
| 開智日本橋学園(東京・私立) | 中学入試(一般・帰国生)。DPに進むと年107万円(2025年度入学生) | あり(中学校の名前で載っている) |
| 朝日塾中等教育学校(岡山・私立) | 中等教育学校(途中からの編入は学校に相談) | あり |
| 広島県立広島叡智学園(広島・公立) | 中学の入試。全寮制。高校3年でIBの最終試験料14万5,000円 | あり(中学校の名前で載っている) |
| リンデンホールスクール中高学部(福岡・私立) | 小学6年生が受ける入試(編入試験は10年生〔高校1年〕の第1学期まで) | なし |
「中学のMYP」の列の読み方です。
- あり=その学校が、国の一覧でMYP(中学生のIBプログラム)の認定校になっています。
- あり(中学校の名前で載っている)=国の一覧では、高校とは別に「〇〇中学校」の名前でMYPの認定校として載っています。
- なし=国の一覧(2026年6月30日時点)で、MYPの印がありません。その時点で、中学の段階ではIBのプログラムの認定を受けていない、という意味です。
群馬のぐんま国際アカデミーは、中学・高校の段階では、空きがあるときの編入と転入の試験だけです。
東京学芸大学附属国際中等教育学校には、途中の学年に入る編入の試験があります。4年生(高校1年)以上への編入は、海外の学校に続けて1年以上在籍し、帰国後に日本の高校などに在籍したことがない帰国生などが対象です。ただし2027年度から、5年生(高校2年)の4月に編入した生徒は、DPに進めなくなります。4年生(高校1年)で編入した場合にDPに進めるかは、学校の入学の頁に書かれていません(2026年9月時点)。
また、高校から入れる37校の中にも、同じ学園の中学でMYPを持つ学校があります。昌平中学(埼玉)・玉川学園中学部(東京)・名古屋国際中学(愛知)・長野日本大学中学(長野)・加藤学園暁秀中学(静岡)・奈良県立国際中学(奈良)・高知県立高知国際中学(高知)などです。中学から入って、そのまま高校のDPに進む道も考えられます。中学の入り方やDPに進む条件は学校ごとに違うので、各中学の募集要項と説明会で確かめてください。
小学校・中学校の段階で通えるIB校(小学生までのPYP・中学生のMYP)は、何校あってどこで探せるか
国の一覧(2026年6月30日時点)では、小学生までのPYPの認定校は91校、中学生のMYPの認定校は48校です。どちらも、学校ごとではなく、プログラムごとに数えた数です。
| プログラム | 認定校 | うち 一条校 | うち 一条校以外 |
|---|---|---|---|
| PYP(小学生まで) | 91校 | 24校 | 67校 |
| MYP(中学生) | 48校 | 27校 | 21校 |
PYPは3〜5歳と6〜12歳が対象なので、認定校には、インターナショナルスクールのほか、認定こども園や保育園なども含まれます。PYPの認定校の多くは一条校以外です。
都道府県ごとの学校名は、文部科学省のIBの案内サイト「文部科学省IB教育推進コンソーシアム」の「IB認定校・候補校」の一覧で、一条校と一条校以外に分けて見られます。一覧の中の「PYP」「MYP」の列に印が付いている学校が、そのプログラムの認定校です。
インターナショナルスクールでDP(高校のIBプログラム)がある30校は、英語で学んできた子が前提(37校とは別の学校)
この30校は、ここまでの37校とは別の学校で、国の一覧では一条校以外に分けられています。インターナショナルスクールの多くは一条校ではなく、卒業しても日本の高校卒業にはなりません。インターナショナルスクールのように英語で学ぶ学校でも、UWC ISAKジャパンや国際高校(愛知)のように一条校の学校は、この記事では一条校の一覧に入れています。日本の高校卒業資格がほしいなら、一条校かどうかを先に確かめてください。
インターナショナルスクールは海外式に学年を数え、Grade 10が高校1年、Grade 11が高校2年、Grade 12が高校3年です。この記事では「Grade 10(高校1年)」のように書きます。
受け入れの条件を確かめた学校では、英語の力を求めています。
- Saint Maur International School(神奈川)は、保護者の1人が英語を話し、読めることを条件にしています。
- Yokohama International School(神奈川)は、同居する保護者の1人が英語を話し、読み、書けることを条件にしています。
- St. Mary’s International School(東京)は、英語で学んできた生徒を優先します。
- Tohoku International School(宮城)は、Grade 11(高校2年)から入るには、英検準1級程度の英語力が要ります。
ウェブの相談サイトでも、インターナショナルスクールを出た親から、DPのコースはバイリンガルでないと難しい、途中から入った日本人の子は1〜2年で辞めていった、という声がありました。家庭で英語を日常的に使っていないなら、編集部はインターナショナルスクールを第一候補にしません。同じDPを、一条校の日本語DPで受ける道があるからです。
表の学費は、国の支援を引く前の額です。「Grades 6–12」のような書き方は、その学年(Grade 6=小学6年〜Grade 12=高校3年)の学費が同じ額という意味です。
| 都道 府県 | 学校 | 学費 | 平均点 |
|---|---|---|---|
| 宮城 | Tohoku International School | 未確認 | サイトに記載なし |
| 茨城 | Tsukuba International School | 年額:授業料156万円+施設費21万円+教材費24万円(2026-27年) | サイトに記載なし |
| 東京 | Aoba-Japan International School | 年額:286万2,000円(Grades 6–12・2026–27年) | サイトに記載なし |
| 東京 | British School in Tokyo | IBの学年は未確認 | サイトに記載なし |
| 東京 | Global Indian International School Tokyo | 未確認 | 未確認 |
| 東京 | India International School in Japan | 年額:IBの授業料150万円。最終学年だけIB最終試験料16万円 | サイトに記載なし |
| 東京 | K. International School Tokyo | 年額:297万円(Grades 10–12・年度の記載なし) | 42.0点(2025年卒) |
| 東京 | Malvern College Tokyo | 年額:269万2,700〜291万円(2026-27年) | サイトに記載なし |
| 東京 | Seisen International School | 年額:270万円(Grades 9-12・年度の記載なし) | 36点(2022年・IBディプロマを取れた生徒だけの平均) |
| 東京 | Shinagawa International School | 年額:290万円(Grades 11–12・2026-27年) | サイトに記載なし |
| 東京 | St. Mary’s International School | 年額:305万円(高校・年度の記載なし) | 37点(2022年) |
| 東京 | Tokyo International School | 年額:360万円(Grade 10–12・2026-27年) | サイトに記載なし |
| 神奈川 | Horizon Japan International School | 未確認 | サイトに記載なし |
| 神奈川 | Saint Maur International School | 未確認 | 35.3点(2026年5月の試験) |
| 神奈川 | Yokohama International School | 年額:334万5,000円(Grades 6-11)・344万円(Grade 12)(2026-27年) | 34点(学校案内2024-25年版) |
| 愛知 | Enishi International School | 年額:高校の授業料+DPの分15万円(2026–27年・授業料は未確認) | サイトに記載なし |
| 愛知 | Nagoya International School | 年額:318万円(Grades 9-12・2026-27年) | 33点(2026年卒) |
| 京都 | Doshisha International School Kyoto | 年額:授業料170万円+教育充実費15万円(年度の記載なし) | サイトに記載なし |
| 京都 | Kyoto International School | 未確認 | 未確認 |
| 大阪 | Abroad International School Osaka | 未確認 | サイトに記載なし |
| 大阪 | Korea International School | 未確認 | 未確認 |
| 大阪 | Osaka International School of Kwansei Gakuin | 年額:282万8,000円(Grade 11–12・2026-27年) | 33.77点(30年間の平均) |
| 大阪 | Osaka YMCA International School | 未確認 | サイトに記載なし |
| 兵庫 | Canadian Academy | 年額:324万円(Grades 9-11)・337万円(Grade 12)(2026-27年) | サイトに記載なし |
| 兵庫 | Kansai International Academy | 未確認 | サイトに記載なし |
| 兵庫 | Marist Brothers International School | 未確認 | サイトに記載なし |
| 広島 | Hiroshima International School | 未確認 | サイトに記載なし |
| 福岡 | Fukuoka International School | 年額:228万6,000円(Grades 11-12・2026-27年) | サイトに記載なし |
| 熊本 | Kumamoto International School | 毎月8万3,000円+毎年34万円ほか(2027年4月から)。原則、Grade 11(高校2年)の4月に入る | サイトに記載なし |
| 沖縄 | Okinawa International School | 未確認 | サイトに記載なし |
学費の「未確認」は、学校のサイトで金額を確かめられなかった学校です。平均点の「サイトに記載なし」は学校のサイトに平均点が見つからなかった学校(説明会などで公表している可能性はあります)、「未確認」は学校のサイトを確かめられなかった学校です(どれも2026年9月時点)。
国の一覧(2026年6月30日時点)では、熊本県に一条校のDPの学校がありません。Kumamoto International School はありますが、卒業しても日本の高校卒業にはならない点に注意が要ります。
37校はどうやって数えたか
国の一覧から、次の順で数を絞りました。
| 数 | 何を数えた数か |
|---|---|
| 273 | 国の発表の「IB認定校等」。まだ認定の前の「候補校」を含み、1つの学校が2つのプログラムを持つと2つと数えます |
| 80 | そのうち、高校でDPを受けられる認定校 |
| 50 | そのうち、卒業すると日本の高校卒業になる一条校 |
| 37 | そのうち、高校1年で外から入学して、DPに進める学校(2026年9月時点) |
50校から37校にするときに除いたのは、次の13校です。表の上の4つの区分(10校)は、高校から入る入試が無い、または学校のサイトに高校から入る入試が載っていない学校です。
| 区分 | 学校名 |
|---|---|
| 中学と高校の6年間を1つの学校で通う中等教育学校(4校) | 札幌市立札幌開成中等教育学校(北海道)・開智望中等教育学校(茨城)・さいたま市立大宮国際中等教育学校(埼玉)・朝日塾中等教育学校(岡山) |
| 高校入試を行わない、または途中の学年への編入だけだと学校が書いている学校(2校) | リンデンホールスクール中高学部(福岡)=高校入試を行わないと明記。編入試験は10年生(高校1年)の第1学期まで/ぐんま国際アカデミー(群馬)=中学・高校の段階は編入・転入の試験だけと明記 |
| 国の一覧に載っているが、IBを学ぶコースの生徒募集を2025年度から止めた学校(1校) | 三浦学苑高校(神奈川) |
| 学校のサイトの入試の頁に、高校から入る入試が載っていない学校(3校・2026年9月時点) | 開智高校 中高一貫部(埼玉)・広島県立広島叡智学園(広島)=中学から入る入試だけ/開智日本橋学園(東京)=中学入試と転入・編入の試験 |
| DPのある学校だが、学校のサイトの入試の頁に2027年度の募集要項が載っておらず(2026年9月15日時点)、高校から入れるかを確かめられなかった学校(2校) | 仙台育英学園高校(宮城)・静岡サレジオ高校(静岡) |
| 途中の学年からの編入はあるが、高校1年で入ってDPに進めるかを確かめられなかった学校(1校) | 東京学芸大学附属国際中等教育学校(東京)=編入の試験は、海外の学校に続けて1年以上在籍した帰国生などが対象 |
37校のうち、公立が12校(うち国立1校)、私立が25校です。
よくある質問
参考情報・出典
国・制度
- 文部科学省IB教育推進コンソーシアム「IB認定校・候補校」(令和8年6月30日時点)
- 文部科学省IB教育推進コンソーシアム「日本におけるIB」
- 文部科学省「高等学校等就学支援金制度」
- 文部科学省「高等学校等就学支援金 新制度の概要」
- 文部科学省「大学入学資格について」
- 文部科学省「高等学校等就学支援金の支給に関する法律の一部を改正する法律等の施行について(通知)」
- 文部科学省「新制度の対象外となる生徒への支援(高校生等・新修学支援)」リーフレット
- 文部科学省 申請手続きのイメージ(外国人学校の生徒用)
- 滋賀県「令和9年度滋賀県立高等学校入学者選抜要項」
- 国際バカロレア機構「DP and CP final statistical bulletin May 2025」
- 奈良県「令和9年度奈良県立高等学校入学者外国人・帰国生徒特例措置実施要項」
- 静岡県「ふじのくに国際高等学校」
- 高知県「高知国際中学校・高等学校」
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