「ITエンジニアになりたい。でも東大や東京科学大には届かない」。その先を調べようとすると、検索結果に出てくるのは慶應・早稲田・東大の名前ばかりです。届かない人にとって、その答えは使えません。
この記事は、難関校に届かない学力帯から、IT・エンジニア職に強い大学を選ぶための記事です。取り上げるのは、偏差値でいえば37.5から57.5の帯にある14校です。
- 「就職に強い」は指標を選んだ瞬間に順位が決まる。だからこの記事では単一の順位を付けず、有名企業400社実就職率・大学院進学率・情報系の偏差値の3つを並べる。
- 最初に確かめるべきは偏差値ではなく大学院進学率。豊橋技術科学大・長岡技術科学大・京都工芸繊維大・電気通信大は学部卒の7割から9割が大学院へ進む大学で、4年で就職する前提の人には向かない。
- 4年で就職して首都圏のIT企業を狙うなら東京電機大・東京都市大・工学院大・東京工科大。国公立で情報を深くやり大学院まで行くなら電気通信大・京都工芸繊維大。地方から首都圏のIT企業に出るなら公立はこだて未来大・会津大。
- 「知名度が低い大学は恥ずかしいのでは」という不安には、数字で答えられる。ただし不利になる場面も実際にある(文系就職・非技術職・親世代への説明)。
この記事が扱う大学の帯と、扱わないもの
扱うのは、情報系の学部・学科で河合塾のボーダー偏差値が37.5から57.5の14校です。東大・京都大・東京科学大のような最難関は入れていません。すでに検索結果とAIが答えているうえ、この記事の読者が現実に並べる候補ではないからです。
先に分岐をひとつ置きます。ゲーム制作をやりたい人は、この記事の情報だけで大学を決めないでください。IT・情報系とゲーム業界は採用の入口が別で、同じ大学でも学部が違います。
たとえば東京工科大学が公表している学部別の「主な就職先」を見ると、任天堂やコナミデジタルエンタテインメントはコンピュータサイエンス学部とメディア学部の両方に載っていますが、カプコン・バンダイナムコエンターテインメント・バンダイナムコスタジオはメディア学部側にだけ載っています[10]。
どちらの一覧も末尾が「ほか」で、載っていない企業に実績がないという意味ではありませんが、情報系の学部に入ればゲーム会社に近づく、とは言えません。
3つの指標で見た14校
先に全体像を置きます。読み方は表の下に書きました。大学院進学率の列がこの表の中心です。
学部で就職するのが主流の大学
| 大学 | 400社実就職率 (2026年版) | 大学院 進学率 | 情報系の 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 大阪工業大 | 64位 15.9% | 13.8% | 40.0〜42.5 |
| 東京工科大 | 圏外 | 14.3%※ | 40.0〜45.0 |
| 金沢工業大 | 74位 14.1% | 18.2%※ | 37.5〜40.0 |
| 東京電機大 | 35位 24.2% | 32.1%※ | 47.5〜55.0 |
| 工学院大 | 34位 24.8% | 32.3%※ | 50.0〜52.5 |
| 東京都市大 | 36位 24.1% | 35.3% | 50.0〜55.0 |
| 公立はこだて未来大 | 圏外 | 38.9% | 42.5(二次) |
| 室蘭工業大 | 71位 14.5% | 43.8%※ | 40.0(二次) |
| 芝浦工業大 | 8位 42.4% | 50.0% | 55.0〜57.5 |
| 会津大 | 78位 13.2% | 84人/214人◆ | 45.0(二次) |
大学院まで行くのが主流の大学
| 大学 | 400社実就職率 (2026年版) | 大学院 進学率 | 情報系の偏差値 (二次試験) |
|---|---|---|---|
| 電気通信大 | 7位 42.4% | 71.4% | 57.5 |
| 京都工芸繊維大 | 17位 34.2% | 83.4% | 55.0 |
| 豊橋技術科学大 | 16位 34.2% | 85.4% | 47.5 |
| 長岡技術科学大 | 28位 28.4% | 88.3% | 45.0 |
2つの表を通して見ると、指標ごとに順位が入れ替わるのが分かります。400社実就職率でいちばん高いのは芝浦工業大(8位42.4%)と電気通信大(7位42.4%)ですが、この2校は大学院進学率が50.0%と71.4%で、学部卒で就職する人の割合が大きく違います。偏差値でいちばん低い金沢工業大(37.5〜40.0)は、大学院進学率18.2%=学部で就職する前提の大学です。
大学院進学率を先に見るべき理由
この記事がいちばん伝えたいのはここです。同じ「IT・エンジニアに強い大学」に見えても、学部卒で就職する人が何割いるかで、あなたにとっての意味が変わります。
4年で働きたい人に、この4校は向かない
豊橋技術科学大・長岡技術科学大・京都工芸繊維大・電気通信大は、学部卒の大半が大学院へ進みます。数字で見るとこうなります。
- 長岡技術科学大学=学部の大学院進学率88.3%。情報・経営システム工学の課程から学部卒で就職した人は4人[18]。
- 豊橋技術科学大学=学部の大学院進学率85.4%。情報・知能工学課程は84.1%が進学し、学部卒の就職は11人[16]。
- 京都工芸繊維大学=学部の大学院進学率83.4%。情報工学課程の学部卒の就職は9人[21]。
- 電気通信大学=卒業者651人のうち進学465人(71.4%)、就職165人(25.4%)[15]。
学部卒での就職が4人から11人という規模は、「その大学の学部を出てIT企業に入る」という進路が主流ではないことを意味します。この4校を選ぶなら、大学院まで6年通う前提で学費と時間を見積もるのが現実的です。逆に言えば、修士まで行くつもりなら、この4校は400社実就職率でも上位(7位・16位・17位・28位)にいます。
6年分の学費を含めて国公立を絞り込みたい場合は、コスパ最強の国立大学ガイド(理系編)で難易度と就職実績の組み合わせを整理しています。
あわせて、豊橋技術科学大学と長岡技術科学大学には入口の特徴があります。高校から入る第1年次より、高等専門学校卒などが入る第3年次のほうが、入学者がはるかに多いのです。
令和8年度の入学者は、豊橋が第1年次84人に対して第3年次429人[17]、長岡が第1学年87人に対して第3学年377人[18](いずれも留学生・社会人を含む総数)。高校から入学すると、途中から合流してくる同級生のほうが多い学年で3年目を迎えることになります。
400社実就職率は、大学院進学率で数字が変わる
大学院進学率を並べる理由はもうひとつあります。400社実就職率の計算式が、分母から大学院進学者を引いているからです。発行元の大学通信はこう書いています。
実就職率(%)は、400社への就職者数÷〔卒業生(修了者)数-大学院進学者数〕×100で算出。同率で順位が異なるのは、小数点2桁以下の差による。大学院への進学者数が未集計の場合、実際の数値が掲載している値より高い場合がある。
大学通信「2026年有名企業400社実就職率ランキング」[1]
つまり大学院に行く人が多い大学ほど分母が小さくなり、率が高く出ます。電気通信大学を例にすると、卒業者651人から進学465人を引いた分母は約186人。表の7位42.4%は、この小さな分母で計算された数字です。一方の芝浦工業大学は8位42.4%で同じ率ですが、大学院進学率は50.0%[5]=分母の作りが違います。同じ42.4%が、同じことを意味していません。
※このランキングは、就職者数調査に回答した552大学のうち上位100大学を掲載しています。卒業生数100人未満の大学は除外、東京大学・京都大学など未回答の大学は不掲載。400社の選定は「日経平均株価指数の採用銘柄や会社規模、知名度、大学生の人気企業ランキングなどを参考に選定」とされています[1]。
1位の大学を、この記事では薦めない理由
2026年版の1位は豊田工業大学の73.1%で、2位の名古屋工業大学56.3%に17ポイント近い差をつけています[1]。数字だけ見れば断トツです。
それでも当サイトでは薦めません。トヨタ自動車が設立した大学で、学びの中心が機械・材料の領域だからです。IT・情報系の職に就きたい人の第一候補にはなりません。また就職者には社会人学生(企業から来て復帰する人)も含まれます。2025年度は30人中7人がそれに当たります[24]。ランキングの1位は、あなたの目的の1位とは別です。
「知名度が低い大学は恥ずかしい」は本当か
ここからが、多くの人が本当に気にしているところだと思います。学校名を出したときの相手の反応、親や親戚への説明、友人との会話。大学選びは、進路の話であると同時に「人にどう見られるか」の話でもあります。
「誰の目」で低いのかを分ける
知名度と言うとき、少なくとも3つの目が混ざっています。街で名前を聞いたことがあるかという一般の認知、企業の採用担当がどう評価しているか、研究の世界でどう見られているか。この3つは一致しません。
採用側の評価は数字で見えます。芝浦工業大学は2026年版の400社実就職率で全国8位。上智大学(15位35.3%)、同志社大学(19位32.9%)、明治大学(20位32.6%)、中央大学(33位25.7%)より上です[1]。工学院大学34位・東京電機大学35位・東京都市大学36位は、法政大学40位22.2%より上に並びます。一般の認知度の順番と、この表の順番は違います。
それでも不利になる場面は3つある
ここは正直に書きます。「気にしなくていい」で終わらせられない場面が実際にあります。
- 技術職以外を志望するとき。工科系の単科大学は技術職の採用実績で評価されています。営業や企画などの総合職、あるいは文系就職に切り替える場合、その実績は効きません。
- 大学名で場が動く場面。就職後の社内の会話、取引先との雑談、同窓の縁。ここは実就職率では測れず、総合大学の卒業生数の多さが働きます。
- 親・親戚への説明。採用実績のランキングは進路指導の現場より外では広く知られておらず、「聞いたことがない大学」として受け取られることがあります。これは進路の質の問題ではなく、説明の手間の問題です。
親に説明するなら、この3つの数字を渡す
3つ目は手間の問題なので、手間を減らす方法があります。言葉で説得するより、数字を3つ渡すほうが早いです。
- 有名企業400社実就職率と、その全国順位。「大学通信の2026年ランキングで全国◯位」と言えば、比較の土俵が伝わります。
- 大学院進学率。4年で就職するのか、6年かけるのかは、家計の話に直結します。先に出しておくほうが話が早く進みます。
- 実際の就職先企業名。この記事の各校の項目に、公式資料に載っている企業名を人数付きで書きました。「NECに35人」のような実数は、知名度の話を一段飛ばしてくれます。
「就職率99%」は分母の話
大学のサイトを見比べると、どこも就職率が96%から100%です。これを並べても差は出ません。大学ごとに分母が違うからです。実例を挙げます。
- 金沢工業大学は同じページに2つの数字を併記しています。就職内定率99.9%(就職内定者÷就職希望者)と、97.3%((就職内定者+自営)÷(卒業者-大学院進学者))[11]。
- 東京工科大学は情報公開のPDFで96.36%(コンピュータサイエンス学部・文部科学省の式)[9]、キャリア支援のページでは98.6%(就職者÷就職希望者)[10]。同じ大学の同じ学部で2.2ポイント違います。
- 室蘭工業大学は令和7年度(2026年3月卒)の学部について、就職率96.6%・実就職率90.5%・進路決定率94.7%の3つを公表しています。定義も併記されています。就職率=就職者÷就職希望者、実就職率=就職者÷(卒業者-進学者)、進路決定率=(就職者+進学者)÷卒業者です[20]。
- 芝浦工業大学が公表しているのは「就職率」ではなく就職内定率で、学部合計99.8%(2026年3月卒業生)[5]。分母は就職者と就職未決定者の合計です。
大学側が誤魔化しているわけではありません。工学院大学は自校のページで「就職率≠就職内定率」と明記しています[27]。読者の側が、並べられない数字を並べないようにするしかないのが実情です。だからこの記事の比較表には就職率の列を作りませんでした。
参考までに、文部科学省と厚生労働省の調査による2026年3月卒の大学全体の就職率は98.0%です[26]。98%前後は、大学の実力ではなく日本全体の水準だと考えたほうが実態に近いです。
MARCH理系と迷ったらどう決めるか
この帯の私立大学を検討していると、必ずMARCH理系との比較になります。ここは判断の分かれ目が3つあるので、順に見ていきます。
先に用語を確認します。芝浦工業大学・東京電機大学・東京都市大学・工学院大学の4校は、大学側が「東京4理工」という名前で連携しています。東京都市大学の入試ポータルには「東京4理工(四工大)」と併記があり、受験業界の通称ではなく大学公式の枠組みです[25]。
この4校には他の3校の大学院修士課程へ進める特別推薦入試制度(推薦枠は各大学1専攻につき1名)と、学部・修士の授業を相互に履修できる単位互換制度(聴講料免除)があります[25]。1校を選ぶと他3校の授業も取れる、という意味で、4校をまとめて見る意味があります。
- 技術職で行くと決まっているか。決まっているなら東京4理工を薦めます。400社実就職率で工学院34位・東京電機35位・東京都市36位が法政40位より上にいることは、先に見たとおりです。
- 途中で文系就職に切り替える可能性を残したいか。残したいならMARCH理系を薦めます。工科系単科大学の実績は技術職に寄っています。切り替えたときには効きません。これは上の「不利になる場面」の1つ目と同じ話です。
- 大学院に行くか。行くなら差は縮みます。この帯の情報系学科の大学院進学率は、東京電機大学の情報システム工学科で20.4%、情報メディア学科で29.8%[13]、芝浦工業大学の情報工学科で45.9%[5]。同じ大学の情報系でも学科で10ポイント近く、大学をまたぐと25ポイント違いますから、大学単位ではなく学科単位で調べてください。
大学別に見る
ここから1校ずつ見ていきます。各校について、公表資料にある数字と企業名、通学の現実、向く人と向かない人を書きました。在学生の声は、公開されている口コミサイトから引用元を明記して載せています。
芝浦工業大学(東京・私立)
私立大学のなかでは、この帯でいちばん採用市場の評価が高い大学です。2026年版の400社実就職率は全国8位42.4%[1]。学部合計の就職内定率は99.8%、学部の大学院進学率は50.0%です[5]。
情報系の学科の数字を見ると、情報工学科は卒業111人・大学院進学51人(45.9%)・就職57人で就職内定率100.0%、情報通信工学科は卒業123人・大学院進学47人(38.2%)・就職76人で就職内定率100.0%です[5]。
大学全体の就職先は実人数で公表されており、日本電気35人・本田技研工業27人・東京都庁24人、IT系ではSCSK11人・ソフトバンク10人・NTTデータグループ10人です(同大学「主要就職先トップ30社」2026年3月卒業生)[5]。
通学の現実は事前に確認してください。工学部は1・2年次が大宮(さいたま市)で3・4年次が豊洲、システム理工学部は1年次から4年次まで大宮です[5]。「芝浦工大は豊洲」と思って選ぶと、学部によっては4年間さいたま市に通います。
工学部情報・通信工学課程の在校生も、口コミサイトにこう書いています。「大宮キャンパスは最寄駅が東大宮駅であり、徒歩でキャンパスに行くには20分程度かかります。ただ無料のスクールバスがあるので早く着きたいならそれを使えばいいのですが、人が並ぶことは日常茶飯事ではあるので少し大変です」[29]。
向くのは、技術職で行くと決まっていて、私立でいちばん採用実績の厚い大学を選びたい人。偏差値は55.0〜57.5でこの帯の上限です。
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電気通信大学(東京・国立)
情報系の国立単科大学です。2026年版の400社実就職率は全国7位42.4%で、芝浦工業大学(8位)より上[1]。ただし同率で、順位の差は小数点2桁以下によるものだと発行元が注記していますから、7位と8位に実質的な差はありません。
この大学を理解する鍵は進路の内訳です。卒業者651人のうち進学465人(71.4%)、就職165人(25.4%)、その他21人(3.2%)。進学のうち439人が本学の大学院、他大学の大学院は26人です[15]。7割が大学院に進むので、学部卒での就職は例外的なルートです。
※同大学の進路図で「情報通信業12.1%」と示されている数字は、卒業者651人全体に対する比率です。就職した165人に対する比率ではありません(165人を分母にすると約48%)。学部卒でIT業界に行くのが12.1%だけ、と読むと逆の意味になります[15]。
情報系の偏差値は57.5(情報理工学域のⅠ類・Ⅱ類・Ⅲ類)で、この記事で扱う国公立7校のなかでは最も高い数字です[4]。国立大学なので共通テストも必要です。
向くのは、大学院まで行くつもりで、国公立で情報を専門に学びたい人。4年で就職したい人には、この大学の設計は合っていません。
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会津大学(福島・公立)
コンピュータ理工学部だけの公立単科大学です。ここは年による振れが大きいので、単年の数字で判断しないでください。400社実就職率は2024年版66位13.7% → 2025年版(7月25日現在)は圏外で率6.3% → 2026年版78位13.2%と動いています[1]。1年で半減してから戻った形です。学部の定員が小さいため、数人の差で率が跳ねます。
2024年度の進路は就職130人(民間127・教員3)、大学院進学84人(本学の博士前期課程77・海外や他大学院7)で合計214人です[6]。就職先には楽天グループ・DMM.com Group・アクセンチュア・チームラボ・SmartHR・フリー・FIXER・BIPROGY・JR東日本情報システムなどが並びます(人数の記載はなく企業名の列挙)[7]。
英語教育について、この大学は具体的な仕組みを持っています。外国語で行われている講座の比率が約60%、全教員の約4割が外国出身、第2外国語は設けず、学部2年から3年への進級に一定のTOEICの成績が必要、卒業論文は全員が英語で作成・発表です[8]。「全授業が英語」ではありませんが、日本の大学としては踏み込んだ設計です。
立地は在学生の声を見てください。コンピュータ理工学科の在校生が、口コミサイトにこう書いています。「最寄りの駅から徒歩40分。大体自転車か車で通ってる人が多い。バスの人もいるが、本数が少なく不便」。別の在校生は「男女比は9:1」と書いています[29]。生活面の不便は、進学先を決める前に知っておくべき情報です。
向くのは、情報の専門を国公立の学費で深くやりたくて、生活の不便を受け入れられる人。英語を使う環境を求めている人にも合います。
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公立はこだて未来大学(北海道・公立)
システム情報科学部だけの公立単科大学です。400社実就職率では2026年版は圏外ですが(2025年版〔7月25日現在〕では92位10.6%)[1]、就職者に占めるIT職の割合を公表している大学のなかでは、この記事で最も高い大学です。
公表されている内訳がこうです(いずれも2025年3月卒=22期生)。就職者の74.2%が情報処理・通信技術者、71.0%が情報通信業。大学院進学率は38.9%[23]。400社という大企業の枠で測ると圏外ですが、「IT職に就くか」で測ると主役級です。指標を変えると順位が入れ替わる、という話の実例がここにあります。
そしてこの大学には、地方の情報系大学を検討する人が必ず気にすることへの答えがあります。就職先の60.5%が首都圏で、函館は2.4%です(同じく2025年3月卒)[23]。「地方の大学に行くと地元就職になるのでは」という心配は、この数字を見る限り当たりません。逆に言えば、函館で4年過ごしても、就職で首都圏に出ていく人が大半だということです。
向くのは、4年で就職してIT職に就きたくて、国公立の学費で情報を学びたい人。偏差値は42.5(二次試験)です[4]。
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東京電機大学(東京・私立)
東京4理工の1校で、学部で就職する人が多い大学です。400社実就職率は2026年版35位24.2%です[1]。
学部全体の進学率は32.1%(在籍者2,026人・大学院等進学650人からの本サイト算出)で、情報系の学科はさらに低く、情報システム工学科20.4%・情報通信工学科24.8%・情報システムデザイン学系29.0%・情報メディア学科29.8%です[13]。※同大学の進学率は「在籍者に占める大学院等進学者の割合」という定義です。
内定企業は実人数で公表されています。三菱電機18人・JR東日本17人・沖電気工業16人・日本電気15人、続いてSUBARU13人・大成建設13人・TOPPAN13人・東芝11人・本田技研工業11人。大学院進学先は本学が大半で、国公立では東京科学大学院17人・筑波大学院11人・電気通信大学院10人という実績です[14]。
負荷は軽くありません。工学部情報通信工学科の在校生は「実験が1年から4年まで続きます。これが本当につらい。レポートを作成して提出しないといけないが、本当に時間が足りない」と書いています[29]。向くのは、4年で就職して電機・通信・インフラ系の技術職に行きたい人。
情報系の偏差値は学科でかなり開いており、情報メディア学科と情報通信工学科(昼間部)が55.0、情報システム工学科が52.5、情報システムデザイン学系が47.5です[2]。上限では東京都市大学と並び、東京4理工のなかでは芝浦工業大学に次ぐ帯です。ただし下限は、上の表に載せた学部のなかでは4校でいちばん低いので、学科単位で見てください。
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東京都市大学(東京・私立)
東京4理工の1校。400社実就職率は2026年版36位24.1%で、東京電機大学35位・工学院大学34位とほぼ並びます[1]。情報系の偏差値は情報工学部の情報科学55.0・知能情報工52.5[2]、メディア情報学部の情報システムが50.0[3]です。※デザイン・データ科学部(45.0)は、まだ卒業生が出ておらず就職と進学の数字が揃わないため、上の表には含めていません。
大学院進学率は学科ごとに公表されています。情報工学部は卒業見込者190人のうち大学院進学67人=35.3%(情報科学36.6%・知能情報工33.3%)[28]。学部で就職する人が3分の2で、東京4理工のなかでは東京電機大学・工学院大学と同じ帯です。
この大学の実務的な利点は情報工学部が4年間ずっと世田谷キャンパスだということです[28]。この記事のなかでも芝浦工業大学の工学部と工学院大学は学年でキャンパスが変わるので、引っ越しや通学経路の変更を考えなくていいのは判断材料になります。向くのは、都内から通い続けたい人。
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工学院大学(東京・私立)
東京4理工の1校で、400社実就職率は2026年版34位24.8%=東京4理工のうち芝浦工業大学に次ぐ2番目です[1]。情報学部の偏差値は50.0〜52.5(コンピュータ科学・情報デザイン・情報科学が52.5、情報通信工が50.0)[2]。
この大学は大学院進学率を率としては公表しておらず、情報公表のページに卒業者数と進学者数の実数だけを載せています。情報学部は2025年度の卒業者347人に対して進学者112人=32.3%(本サイト算出)です[27]。東京電機大学とほぼ同じ水準で、学部で就職する人が多数派です。
就職率についても、自校のページで文部科学省の学校基本調査の方式であることと「就職率≠就職内定率」であることを明記しています[27]。数字の出し方は誠実な部類です。
通学は確認が必要です。1・2年次が八王子、3年次から新宿で、キャンパス間は最速45分[27]。東京都市大学の情報工学部(4年間世田谷)と比べると、住む場所を考え直す時期が来ます。
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東京工科大学(東京・私立)
1986年に開学した比較的新しい私立大学です[10]。400社実就職率は2026年版で圏外(掲載は100位・山梨大学10.2%まで)[1]。大手企業への就職率で測ると、この記事の14校で下位です。
一方で、学部で就職する前提が最もはっきりしている部類です。コンピュータサイエンス学部は卒業者321人・就職者265人・就職率96.36%・大学院進学46人=進学率14.3%(本サイト算出)[9]。この記事の14校では大阪工業大学の情報科学部13.8%に次いで低い数字です。業種別では情報サービスが66%で、IT職に就く率は高いほうです[10]。
コンピュータサイエンス学部の就職先には、NEC・NTT東日本・伊藤忠テクノソリューションズ・Sky・ソフトバンク・ソニー・任天堂・LINEヤフー・コナミデジタルエンタテインメント・ZOZOなどが挙がっています(2023年3月から2025年3月卒業者までの3年分の累計で、人数の記載はありません)[10]。
学部構成は先進情報専攻と社会情報専攻の2専攻で、キャンパスは八王子です[10]。偏差値は、先進情報専攻が45.0[2]、社会情報専攻が40.0です[3]。
偏差値40台前半から入る学部なので、授業についていけるかが気になるところです。コンピュータサイエンス学部先進情報専攻の在校生は「0から学ぶ人にも向けてわかり易さ重視の授業が多いように感じる」と書いています[29]。
※この大学の口コミページは6学部の投稿が同じページに並びます。他学部の声を「東京工科大の評判」として読まないよう、投稿者の所属欄を確かめてください。
向くのは、4年で就職してIT業界の実務に入りたくて、偏差値40台前半から狙える選択肢を探している人。大手企業志向が強い人には、400社実就職率で圏外という事実を先に受け止めてもらう必要があります。
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金沢工業大学(石川・私立)
この記事の14校で情報系の偏差値がいちばん低い大学です。情報理工学部の3学科(情報工・知能情報システム・ロボティクス)が37.5[2]、メディア情報学部が37.5、情報デザイン学部の環境デザイン創成が40.0[3]=IT・技術職に直結する学科はすべて37.5で、上の表の上限40.0はデザイン寄りの学科の数字です。400社実就職率は74位14.1%です[1]。
2026年3月卒業生は卒業者1,436人・進学者262人(=18.2%・本サイト算出)・就職希望者1,145人・就職内定者1,144人で、就職内定率99.9%。就職者全体の75.7%が上場企業・大手企業・公務員・教員だとしています[11]。
この大学は就職先を企業別・年度別・学部と大学院の別で実人数まで公表しています。この記事の14校で最も細かい資料です。2026年3月卒の学部からの就職は澁谷工業19人・PFU8人・日本コムシス7人・北陸電話工事5人・システムサポート5人・サイバーエージェント2人[12]。
ここで、この大学が自動車メーカーのシステム部門に強いという説明をよく見かけるので、数字で確認しておきます。トヨタ自動車は在籍25人ですが、2026年3月卒は大学院から2人だけ。日産自動車は在籍30人で、2025年3月卒は大学院から1人だけです[12]。学部から自動車メーカーへ、というルートはほぼありません。この大学の強みは、北陸の企業への厚い実績のほうにあります。
向くのは、偏差値40前後の帯から、4年で就職して技術職に就きたい人。大手企業志向が強い人は、400社実就職率74位という位置を見てから決めてください。
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京都工芸繊維大学(京都・国立)
400社実就職率は2026年版17位34.2%で、この記事の国立大学のなかで電気通信大学に次ぐ位置です[1]。情報工学課程の偏差値は55.0(同じ工芸科学部の機械工学は57.5)[4]。
ただし学部の進学率83.4%で、情報工学課程から学部卒で就職した人は9人です[21](原典の欄名は「進学」で、大学院に限定した表記ではありません)。修士まで進んだ人の就職先を見ると、NTTデータ・NTTドコモ・KDDI・サイボウズ・Sky・ソニー・任天堂・LINEヤフー・日立システムズ・三菱電機・村田製作所などが並びます。この就職先は修士修了者のもので、学部卒の進路ではありません。
向くのは、修士まで6年通う前提で、国公立で情報を学びたい人。4年で就職したい人には合いません。
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豊橋技術科学大学(愛知・国立)
400社実就職率は2026年版16位34.2%[1]、偏差値は47.5(工学部一括)[4]。数字の並びだけ見ると狙いやすく見えますが、情報・知能工学課程は卒業者113人のうち大学院進学が95人、就職が11人です[16]。学部全体では卒業者479人のうち進学409人。
※進学率(学部全体85.4%、情報・知能工学課程84.1%)は、公式が率を公表していないため公表されている実数から本サイトが算出しました[16]。
入口も特徴的です。令和8年度の入学状況は第1年次84人に対して第3年次429人=入学者の約84%が第3年次からの入学です。この429人の内訳は推薦299人・学力118人・外国人留学生9人・社会人1人・先端融合テクノロジー連携教育プログラム2人です[17]。
高校から入ると、学年の大半が高専などで専門を学んできた同級生になります。向くのは、修士まで行く前提で、実践的な工学教育を受けたい人。
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長岡技術科学大学(新潟・国立)
豊橋技術科学大学と同じ設計の大学です。400社実就職率は2026年版28位28.4%[1]、偏差値45.0[4]。学部の大学院進学率88.3%で、この記事の14校でいちばん高い。情報・経営システム工学の課程から学部卒で就職した人は4人です[18]。
令和8年度の入学状況は第1学年87人(うち女子11人)に対して第3学年377人=入学者の約81%が第3学年からの入学です。内訳は推薦・一般入試333人(うち女子52人)、外国人留学生43人、外国の高専からの推薦1人です[18]。女子の比率は1割台です。向くのは、修士まで行く前提で、地方の国立で工学を学びたい人。4年で就職したい人が選ぶ大学ではありません。
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室蘭工業大学(北海道・国立)
400社実就職率は2026年版71位14.5%で、2025年版の19.4%から下がっています[1]。偏差値は35.0〜42.5(理工学部の創造工学42.5・システム理化学40.0・夜間主コースの創造工学35.0)[4]。情報系にあたるのはシステム理化学科の数理情報システムコースで、上の表にはこの学科の40.0を載せています。
大学院進学率は率としては公表されていませんが、実数が出ています。令和7年度(2026年3月卒)の理工学部昼間コースは卒業者534人・大学院等進学者234人=43.8%(本サイト算出)。数理情報システムコースは卒業者107人のうち53人が情報通信業へ就職しています[20]。
この大学の評価で外部から確認できるのは、日経HRの就職力ランキングです。2025-2026版で中小規模大学版「卒業生の活躍度が分かる新・就職力ランキング」で全国3位(同順位あり)、「大学の人材育成力ランキング」で道内1位(全国10位)とされています[19]。
就職先には日鉄ソリューションズ北海道・北海道日立システムズ・HBA・NTTデータ北海道・TIS北海道・NECソリューションイノベータなどが並びます[20]。
なお室蘭市は北海道の南西部(太平洋側)で、道内の最北端ではありません。向くのは、北海道で就職することを含めて考えていて、国公立で工学を学びたい人。
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大阪工業大学(大阪・私立)
400社実就職率は2026年版64位15.9%[1]。情報科学部の偏差値は、情報知能・情報システム・情報メディアが42.5、実世界情報が40.0[2]、データサイエンスが42.5です[3]。関西で情報系を探している人の候補になります。
この大学は学部ごとの大学院進学率を公表しています。情報科学部は2025年度の卒業者400人のうち大学院進学55人=13.8%で、工学部24.4%・ロボティクス&デザイン工学部21.3%より低く、この記事の14校でいちばん低い数字です[22]。学部で就職する前提がはっきりしている大学です。
通学について、事前に知っておくべきことがあります。情報科学部のキャンパスは枚方市で、大阪市内ではありません。公式のアクセスページでは、大宮キャンパス(大阪市旭区)が工学部と知的財産学部、梅田キャンパス(大阪市北区)がロボティクス&デザイン工学部、枚方キャンパスが情報科学部と示されています[22]。「大阪工業大学は都市部にあって企業に近い」という説明は、情報科学部については当てはまりません。
情報科学部ネットワークデザイン学科(現在は募集停止)の在校生も「枚方キャンパスは駅からバスで30分の場所にある。非常に立地は悪い」と書いています[29]。向くのは、関西から通えて、4年で就職して技術職に就きたい人。
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入学してから、ついていけるのか
ここまで出口の数字を並べてきましたが、入ってからの負荷も選択の材料です。この分野は進級そのものが条件になっている大学があり、実際に留年する人もいます。
制度として確認できる例が会津大学です。この大学は、さきほど見たとおり学部2年から3年への進級に一定のTOEICの成績を課しています。負荷は雰囲気の問題ではなく、進級要件として明文化されています。
同大学コンピュータ理工学科の在校生は、口コミサイトにこう書いています。「大体250人くらい入ってきて、30人くらい留年します」[29]。
同じ学科の別の在校生は「かなり専門的な学部なのでやりたいことが明確に決まっている学生には最適。それ以外はついていけず辞める人や留年する人がそこそこいるので慎重に検討はしたほうがいい」と書いています[29]。
芝浦工業大学 工学部情報・通信工学課程の在校生からは「1年次は必修が多く、英語、物理、数学を学びます」「1年後期ではおそらく一番重い実験の授業があります。確かにレポートも重いし、評価も厳しい」という声が出ています[29]。
一方で、支える仕組みがあるという声もあります。東京工科大学コンピュータサイエンス学部先進情報専攻の在校生は「プログラミングなどの演習がある授業では上級生や大学院生の方が分からないところを教えてくれます」と書いています[29]。負荷の大きさと、支援の手厚さは、大学ごとに別々に確かめる必要があります。
入学前に確認しておくと差が出るのは、この2点です。
- 1年次の必修に何が入っているか。情報系は数学と物理の比重が大きく、ここでつまずくと専門科目に進めません。高校の数学が苦手なまま入ると、プログラミングより先に微積分と線形代数で止まります。
- プログラミング未経験でも大丈夫かどうか。これは大学案内やシラバスで、1年次にプログラミングの入門科目が置かれているかを見れば分かります。ただし周りに経験者がいる環境で最初の1年をどう過ごすかは別問題です。オープンキャンパスで在学生に直接聞くのが確実です。
この選び方が向かない人
ここまで「難関校に届かない帯からIT職を狙う」という前提で書いてきました。その前提が合わない人もいます。
- ゲーム制作を仕事にしたい人。記事の冒頭に書いたとおり、IT・情報系とゲーム業界は入口が別です。同じ大学でも学部が違うので、志望学部から調べ直してください。
- 「消去法で情報系」という動機の人。就職率が高いから情報系、という選び方は、入学後の負荷に耐える理由になりません。数学と実験のある4年間を選ぶ理由が他にあるかを確かめてください。
- 総合職・文系就職の可能性を大きく残したい人。工科系単科大学の実績は技術職に寄っています。MARCH理系や総合大学の理系のほうが、切り替えたときの選択肢が広いです。
- まだ学力を上げる時間が残っている人。この帯は偏差値37.5から57.5と20ポイント開いています。同じ「IT・エンジニアに強い大学」でも、上の帯に届けば400社実就職率が3倍違う(金沢工業大14.1%と芝浦工業大42.4%)ことは、先に知っておいて損がありません。
最後の点について補足します。この記事で扱った14校は、偏差値が20ポイント開いた集団です。いま高2で、まだ演習量を積める段階なら、志望の帯そのものを1段上げる選択肢が残っています。偏差値55.0の芝浦工業大学と37.5の金沢工業大学では、400社実就職率が42.4%と14.1%で約3倍違います。どちらを選ぶかは本人の判断ですが、帯を動かせる時期は限られているのは事実です。
筆者の体験
我が家では上の子の高校選びで、IBコースを置いている学校を選びました。承知していたのは、その道に入ると一般入試の側が細るということです。共通テストの対策まで手が回るとは思えなかったので、国内の大学を受けるとしても出願できる方式が残っているところから探す、という順番で考えていました。
先に出口を決めて、そこから逆算して入口を選ぶ。この順番で動いたので、あとになって受験方式を選び直すかどうかで迷うことはあまりありませんでした。IT系の進路は我が家の経験の外にありますが、4年で働くのか大学院まで行くのかを入学前に決めておくかどうかで選ぶ大学が変わる、という構造は同じだと感じます。
志望の帯を1段上げるかどうかを迷っているなら、いまの学力から届く範囲を一度誰かに客観的に見てもらうのが早いです。無料で相談できる窓口を使うだけでも、いまの成績で偏差値55.0以上の学科(芝浦工業大の情報系や東京電機大の情報メディア・情報通信工)に届くのか、あと何をどれだけやればいいのかが見えます。
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よくある質問
この記事のまとめ
難関校に届かない帯からIT職を狙うとき、最初に決めるのは志望校ではなく4年で働くのか、大学院まで行くのかです。そこが決まると、14校は自然に絞られます。
- 4年で就職して首都圏のIT企業へ=東京電機大・東京都市大・工学院大・東京工科大。技術職で行くと決まっているなら、私立ではこの4校より芝浦工業大のほうが採用実績が厚い(400社実就職率8位42.4%)。
- 大学院まで行って国公立で情報を深く=電気通信大・京都工芸繊維大。修士前提なら豊橋技術科学大・長岡技術科学大も選択肢に入る。
- 国公立の学費で4年で就職してIT職へ=公立はこだて未来大・会津大。ただし生活の不便は受け入れる前提で。北海道での就職も含めて考えるなら室蘭工業大。
- 偏差値40前後の帯から技術職へ=金沢工業大・大阪工業大。大手企業志向が強い場合は400社実就職率の位置を先に確認する。
知名度については、採用市場の評価と一般の認知が一致していないことを数字で確認しました。ただし文系就職・非技術職・親世代への説明では、知名度の低さが手間として効いてきます。それも含めて選ぶのが、後で揺れない選び方だと思います。
外資系のIT企業まで視野に入れて大学別の採用実績を見たい場合は、Microsoftの就職者が多い日本の大学で専攻ごとの実績をまとめています。
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参考情報・出典
- 大学通信「2026年有名企業400社実就職率ランキング」大学通信オンライン(2026年7月27日公開)https://univ-online.com/article/career/38631//2025年版(7月25日現在)=https://univ-online.com/article/career/32503//2024年版=https://univ-online.com/article/career/27842/(※過去年の順位に触れている箇所は、その年度版のページが出典です。過去年の率は2026年版の表に「2025年」「2024年」の欄があり、そこから採っています)
- 河合塾Kei-Net「私立大 2027年度入試難易予想ランキング表(学部学科ランク)【工学系】」2026年6月現在https://www.keinet.ne.jp/exam/ranking/2027/g_kei_s08.pdf
- 河合塾Kei-Net「私立大 2027年度入試難易予想ランキング表(学部学科ランク)【総合・環境・情報・人間学系】」2026年6月現在https://www.keinet.ne.jp/exam/ranking/2027/g_kei_s13.pdf
- 河合塾Kei-Net「国公立大 2027年度入試難易予想ランキング表(学部学科ランク)【工学系】」2026年6月現在https://www.keinet.ne.jp/exam/ranking/2027/g_kei_k08.pdf
- 芝浦工業大学「卒業生進路結果(就職・進学)2026年3月卒業生」https://www.shibaura-it.ac.jp/career_support/data/2025.html/学部・キャンパス=https://www.shibaura-it.ac.jp/faculty/
- 会津大学「進路実績(学部)」2024年度https://u-aizu.ac.jp/campus/undergraduate/
- 会津大学「2024年度 学部卒業者 主な就職先」https://u-aizu.ac.jp/files/2024shushoku_undergraduate.pdf
- 会津大学「会津大学の強み」https://u-aizu.ac.jp/intro/strengths/
- 東京工科大学「卒業者数、進学者数及び就職者数(学部)2025年度」2026年5月1日現在https://www.teu.ac.jp/ap_page/koukai/nyugakushasuu_2026_3-2-2.pdf
- 東京工科大学「就職状況」2025年3月卒業者実績https://www.teu.ac.jp/employment/013369.html/沿革=https://www.teu.ac.jp/gaiyou/006489.html/コンピュータサイエンス学部=https://www.teu.ac.jp/gakubu/cs/index.html
- 金沢工業大学「2026年3月卒業生の就職実績」2026年3月31日現在https://www.kanazawa-it.ac.jp/shushoku/jisseki.html
- 金沢工業大学「進路データ 過去3年間の主な就職実績」https://www.kanazawa-it.ac.jp/shushoku/shushokusaki.pdf(10ページ)
- 東京電機大学「2024年度(2025年3月)卒業・修了生 進路データ(進学・就職)」https://www.dendai.ac.jp/about/career/support/e5vdec00000009zw-att/sinro_2024.pdf
- 東京電機大学「就職・進学実績」内定企業実績一覧(2025年3月卒業生実績)https://www.dendai.ac.jp/about/career/support/job.html
- 電気通信大学「進路状況」令和6年度学域卒業生の進路https://www.uec.ac.jp/campus/career_path/
- 豊橋技術科学大学「令和7年度(2025年度)卒業・修了者の進路状況」https://www.tut.ac.jp/student/career/docs/R07shinro.pdf/就職先一覧=https://www.tut.ac.jp/student/career/docs/R07syusyokusaki.pdf
- 豊橋技術科学大学「入学状況(令和8年度)第1年次・第3年次」https://www.tut.ac.jp/exam/entrance/docs/B1jokyo.pdf/https://www.tut.ac.jp/exam/entrance/docs/B3jokyo.pdf
- 長岡技術科学大学「令和7年度 就職状況一覧」https://www.nagaokaut.ac.jp/student/career/assets/status_R8_syuusyokujyoukyou.pdf/入学者選抜状況(令和8年度・第1学年)=https://www.nagaokaut.ac.jp/admissions/exam/assets/R8shigannB1.pdf/同(第3学年)=https://www.nagaokaut.ac.jp/admissions/exam/assets/R8shigannB3.pdf
- 室蘭工業大学「『価値ある大学 就職力ランキング2025-2026』の結果について」https://muroran-it.ac.jp/guidance/info/post-60641/
- 室蘭工業大学 キャリア・サポート・センター「進路実績(R3〜R7)」「産業別就職先一覧(R7)」「企業別就職先一覧(令和7年度)」(いずれも2026年6月公開のPDF)https://u.muroran-it.ac.jp/csc/
- 京都工芸繊維大学「令和7年度 卒業・修了者 進路状況」https://www.kit.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2026/05/shinro_r7.pdf/就職状況=https://www.kit.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2026/05/shushoku_r7.pdf
- 大阪工業大学「情報科学部 就職・進路」https://www.oit.ac.jp/academic/is/computer/career.html/学部就職状況=https://www.oit.ac.jp/oit/about/ebtcd00000002one-att/15_syusyokugakubu.pdf/大学院進学率(2025年度)=https://www.oit.ac.jp/oit/about/ebtcd00000002one-att/a1779356434865.pdf/アクセス(キャンパスと設置学部)=https://www.oit.ac.jp/oit/access/index.html
- 公立はこだて未来大学「学部生の就職・進学データ」2025年3月卒(22期生)https://www.fun.ac.jp/career-support/alumni-data//データPDF=https://www.fun.ac.jp/wp/wp-content/uploads/B4_2025.03.pdf
- 豊田工業大学「就職実績」https://www.toyota-ti.ac.jp/student/job/jisseki.html
- 東京4理工(東京理工系4大学入試広報連絡会議)/東京都市大学 入試ポータルhttps://www.comm.tcu.ac.jp/nyushi/4rikou/
- 文部科学省・厚生労働省「令和7年度 大学等卒業者の就職状況調査(4月1日現在)」https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/naitei/kekka/k_detail/1422624_00027.htm
- 工学院大学「2023〜2025年度 学科・専攻別就職率」(2026年5月1日・就職率の定義と「就職率≠就職内定率」の注記を含む)https://www.kogakuin.ac.jp/career/fbb28u0000002l7r-att/jobs2026_01_re.pdf(掲載元=就職実績)/情報公表(2025年度 卒業者数・進学者数)=https://www.kogakuin.ac.jp/about/kogakuin/disclosure/index.html/キャンパス=https://www.kogakuin.ac.jp/campus/index.html
- 東京都市大学「情報工学部」https://www.tcu.ac.jp/academics/information//進路決定状況=https://www.tcu.ac.jp/tcucms/wp-content/uploads/2026/06/career-decision_2025.pdf
- みんなの大学情報(各大学の口コミページ・2026年7月30日閲覧。引用した投稿が載っているページを示します)芝浦工業大学1ページ目・3ページ目/会津大学1ページ目・2ページ目/東京電機大学3ページ目/大阪工業大学3ページ目/東京工科大学1ページ目・2ページ目。※各校とも1〜3ページ目(計30件)を閲覧し、引用した投稿の所属学部・学科を投稿者の所属欄で確認しています。※引用は原文どおりで、会津大学の「250人」「30人」は投稿の全角表記をそのまま残しています。
