名古屋国際中・高等学校|文部科学省指定のスーパーグローバルハイスクール(SGH)アソシエイト校

目次

名古屋国際高等学校の詳細

基本データ

学校名名古屋国際中・高等学校
区分私立
所在地〒468-0014
名古屋市天白区中平2丁目901番地
ホームページ名古屋国際中・高等学校

名古屋国際高等学校は、名古屋商科大学系列校で、中高の6年一貫教育を通して国際人の育成を目指していて、英語を母国語とする外国人教員数が東海地区でトップとなっています。

また、東海地区で唯一の国際バカロレア認定を受けた一条校インターナショナルスクールで、英語DPを開講している学校となります。

在籍者数

中学1年生中学2年生中学3年生
男子665456
女子443132
※2022年5月1日時点
高校1年生高校2年生高校3年生
男子597177
女子685765
※2022年5月1日時点

名古屋国際中学校への入学

コース分け

一般クラスインターナショナルクラス
クラス数2クラス1クラス
人数80名40名
担任日本人担任
+学年担当のネイティブインストラクター
ネイティブインストラクター担任
+日本人副担任
英語の授業日本人教員:週3時間
ネイティブインストラクター:
週3時間
ネイティブインストラクター:
週6時間
英語以外の授業日本語で履修道徳と総合的な学習の時間を英語で履修

インターナショナルクラスでは、ネイティブインストラクターが担任となり、英語の授業は全てネイティブ、また道徳と総合的な学習に関しても英語で履修することとなります。

中学入学試験の概要

募集定員

1学年:105名(3クラス)
※この他に帰国生編入学として定員15名あり
※3クラス中、1クラスがインターナショナルスクールとなります。

試験区分クラス出願試験科目
A入試一般併願国語
算数
社会
理科
インターナショナル専願国語
算数
英語
社会or理科
B入試一般併願国語
算数
社会
理科
インターナショナル併願国語
算数
英語
社会or理科
グローバル入試一般
インターナショナル
専願国語
算数
面接
(保護者同伴)

グローバル入試

グローバル入試志願者は、専願で合格後必ず入学手続きをする必要があります。また、下記のいずれかに該当する必要があります。

  • 名古屋国際中学校校を強く志望する動機を持ち、自己アピールできる者。
  • 国際バカロレア初等教育プログラム(PYP)を2年以上履修している者。
  • 保護者の海外勤務に伴う海外在留期間が学齢期において2年以上の者。
  • 実用英語技能検定準2級相当以上を有している者。

合否の判定は、出願書類や学力試験の結果、面接をもとに総合的・多面的に判断されます。

B入試

B入試は奨学生入試です。試験区分には併願制と専願制があります。

入試倍率

募集定員志願者数倍率
2022年105人2712.6
2021年105人1911.8
2020年105人2001.9
2019年105人1861.8
2018年105人1531.5

名古屋国際高等学校への入学

コース分け

普通科 グローバル探究クラス

文部科学省「地域と協働による高等学校教育推進事業(グローカル型)」の指定校(全国で20校)として、SDGsに関する探究学習に意欲的に取り組み、グローバルリーダーの資質の向上を目指す生徒のためのクラスです。

普通科 国際バカロレアクラス

国際バカロレア・ディプロマ・プログラム(IBDP)を履修する生徒のために2020年に新設されたクラスで、高度な英語運用能力と国際的な視野を身につけて国際社会での活躍を目指す生徒の為のクラスです。

中高一貫コース

IBDPの履修に向けて中学生の段階から準びが可能な中高一貫コースがあります。

名古屋国際高等学校のIBDPは、ほとんどの科目を英語で学習するもので、高い英語力が求められると同時に、国際バカロレアの理念や学修方法を理解しておくために、中学校課程から履修に向けた準備が可能です。

中高一貫の3年次に国際バカロレアクラスへの内部選抜試験を受験し、もしも合格基準に達しない場合は、中高一貫コースII類またはI類への入学となります。

国際教養科

国際社会へ羽ばたくために欠かせない語学教育、特に英語教育に力を注いでいて、10名のネイティブインストラクターによる授業では、少人数編成で全てが英語で展開され、日常会話の基礎から高度な英語表現までわかりやすく指導いただるコースです。

[国際教養科]
英語および第二外国語を中心とする語学学習に主体的に取り組み、多言語運用能力の向上を目指す生徒

高大一貫クラス

2020年度に新設された高大一貫クラスは、高校3年進級時に国際バカロレアクラスを除く、すべての学科・クラス(中高一貫高校課程・普通科 グローバル探究クラス・国際教養科)から選択することが可能です。

このクラスは愛知県内でトップレベルの就職率を実現している名古屋商科大学(系列大学)への進学を第一志望としている生徒のためのクラスで、学内基準を満たしていれば卒業と同時に入学が認められます

名古屋商科大学は、「THE世界大学ランキング日本版2022」において、「国際性の分野」において東海北陸地区で第1位、国内では第16位にランクインした学校です。

中学入試から内部進学クラスへのフローチャート

高校入試から内部進学クラスへのフローチャート

高校入学試験の概要

募集人数

定員130名(男女)

普通科グローバル探求クラス40名
国際バカロレアクラス10名
国際教養科80名

入試方法

試験区分一般入試推薦入試国際バカロレア入試
入試科目・国語
・数学
・社会
・理科
・英語
・国語
・数学
・英語
・面接
※日本語による面接
・作文
・面接
※面接は、英語による自己PRを含む。
※面接試験は英語及び日本語。

国際バカロレアクラスへの入試は、名古屋国際中学校に在籍している生徒の場合は、中学3年生の時に内部選抜試験が行われます。

その他の中学校に在籍している生徒などの場合は、一般入試からと国際バカロレア入試を受験することになります。

国際バカロレア入試(特色入試)

作文・面接・調査書(成績証明書)を総合的に判断して合否が決定。

試験区分国際バカロレア入試(専願制)
対象となる学科普通科 国際バカロレアクラス
募集人数5名
※推薦入試と同日に実施されます。
※国際バカロレア入試で不合格の場合でも、一般入試を受験することは可能。
選考科目作文:60分(日本語600〜800字)
面接(英語による自己PR含む)
※自己PRは3分以内

一般入試

試験区分一般入試
対象となる学科普通科
国際教養科
募集人数普通科:
グローバル探求クラス:40名
国際バカロレアクラス:10名

国際教養科:80名
選考科目国語:40分
数学:40分
社会:40分
理科:40分
英語:40分

普通科の入試倍率

募集定員志願者数倍率
2022年50941.9
2021年801181.5
2020年371654.5
2019年40812.0
2018年401393.5

国際教養科の入試倍率

募集定員志願者数倍率
2022年80771.0
2021年40701.8
2020年60871.5
2019年1201531.3
2018年1202011.7

国際バカロレアコースについて

2020年度から新設されたIBDPを履修するための国際バカロレアクラス。高校1年生のPre-IBでは実績的な準備段階として、英語、世界史、経済、数学、物理基礎、生物基礎、化学基礎を全て英語で学習することになります

Pre-IBでしっかりと英語力を伸ばしIBDPの準備をしながら、分析力や批判的思考力を養い、高校2年・3年でIBDPを履修することになります。

IBDPでは、グループ1の第1言語は日本語で行われますが、その他の科目、EE、TOKなどは全て英語で行われるため一定の英語力が求められます。

受講可能な科目一覧

グループ1
第1言語(母語)

グループ2
第2言語(外国語)

グループ3
歴史
地理
経済学
哲学
心理学
経営学 など

グループ4
生物
化学
物理
環境システム
デザイン技術

グループ5
数学
数学的研究
コンピュータ科学

グループ6
美術・デザイン
音楽
演劇またはグループ1〜グループ5から1科目

※上記のすべての科目が毎年開講されるとは限りません。当該年度の開講科目はIBコーディネーターに必ず確認してください。

学費など費用について

中学校の学費等

学費・諸経費

入学金220,000円(入学手続き時)
一般クラスインターナショナルクラス
授業料574,800円574,800円
IBDP教育費144,000円
空調費7,500円
生徒会入会費1,000円
生徒会費6,000円
保護者会費9,600円
合計598,900円742,900円
※2023年〈令和5年〉度 予定

スカラーシップ制度

学力奨学生

奨学生入試である「B入試」を受験して入学する生徒のうち、人物および学業成績が優秀で他の生徒の模範となる生徒に対して上限2名に奨学金が支給されます

学力奨学生の資格は1年間で、毎年度末の成績と特記事項(生活状況や活動状況、特技や資格など)を元に上限2名が選定されます。

※グローバル入試やA入試を受験する方もB入試を受験することができます。

高等学校の学費等

学費・諸経費

入学金220,000円(入学手続き時)
普通科 グローバル探求クラス
国際教養科
普通科 国際バカロレアクラス
授業料526,800円574,800円
IBDP教育費275,000円
空調費7,500円
生徒会入会費1,000円
生徒会費6,000円
保護者会費9,600円
合計550,900円873,900円

別途、国際バカロレアクラスは、ラップトップPCを準備する必要があります。

2023年度(令和5年)の予定
入学金:220,000円(入学時のみ)
授業料等(前期):280,750円
授業料等(後期):270,150円
IBDP教育費:275,000円

スカラーシップ制度

学力奨学生

入学生のうち、人物及び学習成績が優秀であって、他の生徒の模範になる生徒に対して上限4名に奨学金が支給されます。

※9月に審査を行い、要件を満たさない場合は後期の資格を失います。
※入学時の審査による奨学生資格は第1学年のみの適用。第2学年以降は、前年度の学業成績等をもとに改めて奨学生認定が行われます。

公的学費助成制度

保護者等の課税標準額及び市町村民税の調整控除額に応じて、国の就学支援金や愛知県の授業料軽減補助金・入学納付金補助金が受ける事ができます。

[ 参考 ](令和4年度)
国の就学支援金+愛知県の授業料軽減補助=月額35,200円〜9,900円
愛知県の入学納付金補助金=200,000円〜0円

IBDP資格取得実績

2020年度より開講されているため、まだ実績状況などの掲載がありませんでした。

大学合格・進学実績

2022年に中国の北京大学、アメリカのUCLA(University of California Los Angeles)という世界大学ランキングでも上位の学校への合格実績があります。

2018年〜2022年での合格実績で、世界大学ランキングの上位100位に位置している大学としては以下のようなところがあります。

国名学校名Ranking
中国Peking University16
アメリカUniversity of California Los Angeles20
イギリスKing’s College London35
日本東京大学35
オーストラリアThe University of Queensland54
中国Fudan University60
オーストラリアUniversity of New South Wales70
中国Zehjiang University75
イギリスUniversity of Glasgow86
イギリスUniversity of Birmingham105
イギリスUniversity of Sheffield110
※THE World University Ranking2022

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