IB環境システムと社会(ESS)勉強方法と最終試験の攻略ポイント

目次

国際バカロレアDP科目
環境システムと社会

環境システムと社会(Environmental Systems and Societies)は、国際バカロレア(IB)DPの科目の中で、唯一グループ3としてもグループ4としても選択することができる、標準レベル(SL)としてのみ履修可能な科目です。

環境システムと社会には以下の3つの呼び名があります。
ES&S
ESS
EnSS
※国際バカロレア機構(IBO)のページでは、ES&Sと記載がありますが、一般的にはESS表記がされていたり、学校によってはEnSSとなっているところもあるようです。

環境システムと社会(ESS)では、環境問題に関する理解を深め、持続可能な未来を実現するための戦略や解決策を探求する科目で、ESSで学ぶコンテンツは以下の通りです。

Topic1Topic 1:Foundations of environmental systems and societies
環境システム・社会の基盤
Topic2Ecosystems and ecology
生態系と生態学
Topic3Biodiversity and conservation
生物多様性と保全
Topic4Water and aquatic food production systems and societies
水と水域の食糧生産システムと社会
Topic5Soil systems and terrestrial food production systems and societies
土壌システムと陸上食料生産システムおよび社会
Topic6Atmospheric systems and societies
大気のシステムと社会
Topic7Climate change and energy production
気候変動とエネルギー生産
Topic8Human systems and resource use
人間系と資源利用

環境システムと社会(ESS)
評価方法

評価項目配点割合
Paper 1(case study)
ケーススタディ
25%
Paper 2(short answers and structured essays)
短答と構成エッセイ
50%
IA(Individual investigation)
内部評価
25%
Paper1 (外部評価)
  • 所要時間:1時間
  • 配点割合:25%
  • マーク: 40点
  • 試験内容:特定の未公開のケーススタディに関連するさまざまな形式のデータが提供され、それらデータの分析と評価に基づいて行われる。
Paper2 (外部評価)
  • 所要時間:2時間
  • 配点割合:50%
  • マーク: 65点
  • 試験内容:
    • <セクションA:25点>
      短答式問題とデータに基づく問題
    • <セクションB:40点>
      4つの選択肢の中から2つの構造化された論述問題を解答することが求められる。
IA (内部評価)
  • 所要時間:10時間
  • 配点割合:25%
  • 試験内容:ESS問題の特定の側面に焦点を当て、その結果をより広い環境および/または社会の文脈に適用し1,500〜2,250wordsでレポートを作成すること。

環境システムと社会(ESS)
勉強方法

基礎知識を理解する

ESSは、環境科学、生物学、化学、物理学、地理学、経済学、社会学などの複数の分野にまたがる科目であり、幅広い知識が必要とされます。

そのため、まずはESSのシラバスを確認し、どのような内容を履修するのかなど、科目の基礎知識をしっかりと理解しておきます。

ノートを取る

ESSは膨大な量の情報を含んでいるため、ノートを取ることがとても重要です。

ノートを取ることで、自分自身の理解度を把握することができますし、また、ノートを振り返ることで、自分が理解していなかったトピックを再度学ぶことができます。

ディスカッションをする

ESSは環境問題についての理解を深めるために、社会学や経済学などの社会科学的な観点も含んでいます。

そのため、ESSの勉強をする際には、ディスカッションをすることが重要で、クラスメイトや教師と議論をすることで、自分の考えを深めることができます。

また、学習の定着という側面からも、ディスカッションをすることは非常に有効的で、アメリカ国立訓練研究所の研究によると、それぞれの学習方法と学習定着率の関係は「ラーニングピラミッド」で表すことができるようです。

このラーニングピラミッドを見てみると、アクティブ(能動的)に行った学習は、非アクティブな学習方法に比べて学習の定着率が増すことが分かっています。

実際の事例を調べる

ESSは実際の環境問題についても学ぶ科目です。そのため、実際の事例を調べ、自分なりの見解を持っておくことが重要です。

環境問題は地域によってさまざまで、自分の住んでいる地域で起きている環境問題について調べ、ESSの授業で取り上げることもできます。

知識の応用を考える

ESSは単に知識を覚える科目ではありません。知識を応用し、環境問題に取り組むための解決策を探求することが求められます。

そのためESSの勉強をする際には、どのような方法で環境問題に取り組むことができるかを考えることが大切です。

定期的な復習を行う

ESSは膨大な量の情報を含んでいるため、定期的な復習を行うことが重要です。

定期的な復習を行うことで、自分の理解度を維持することができます。また、ESSの試験は、環境問題に関する問題解決能力を問われるものが多いため、定期的な練習も必要です。

勉強方法のまとめ
  • 基礎知識を理解する
  • ノートを取る
  • ディスカッションをする
  • 実際の事例を調べる
  • 知識の応用を考える
  • 定期的な復習を行う

このような勉強法を実践することで、ESSの授業をより理解深いものにすることができます。

IB専門のオンライン家庭教師の活用

IB経験者のチューター(教師)がいると、日々の授業で分からないことがあった時など、質問をして解決することができるので、課題をスムーズに終わらせることができたり、最終成績のアップなどにも繋がります。

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教え方が上手くとても分かりやすいです。学校から急な課題を出された際も親身に対応をしてくれます。

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日本語で授業させていただいてますが、説明が分かりやすく質問にも丁寧に答えてくれています。

どんな問題も、また進路の相談でも、なんでも即答していただけるので頼りになります。

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子供の考えを丁寧に聞いてくださるため、モチベーションが自然と上がっていきます。

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先生の指導のお陰で、IAを終了することが出来ました。娘が大変お世話になりました。

一緒に問題に取り組みながら、子供に寄り添った授業をしていただいています。

※上記はEDUBAL公式サイトより一部引用

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環境システムと社会(ESS)
最終試験対策

ESSの最終試験は授業で学んだことを実際に応用し、論述問題に答えることが求められます。また、ESSの試験には正解がなく主観的な要素が強いため、試験対策にはしっかりと準備する必要があります。

ここからは、ESSの最終試験に向けた効果的な対策方法を詳しく解説します。

過去問題を解く

過去問題は、ESS科目の試験形式や問題傾向を把握する上で非常に役立ちます。

例えば、過去問題を解くことで、自分がどの分野に弱点があるかを把握し、それを克服するための対策を立てることができます。

ノートをまとめる

ESSはとても広い範囲の科目となっているので、試験前にノートをまとめることで、重要なポイントを見逃さずに復習することができます。

例えば、授業で教わった内容を分かりやすく整理してノートにまとめることで、自分の理解度を深めることができます。

答えの根拠を示す

ESSの論述式問題には、自分の意見や考えを述べる必要があります。その際には、答えの根拠となるエビデンスを示すことが重要です。

例えば、ある社会問題について自分の意見を述べる際には、データや統計などの具体的なエビデンスを挙げることで、自分の主張をより説得力のあるものにすることができます。

ESSの専門用語や定義をしっかり覚える

ESS科目は、専門用語や定義が多く出てきます。試験前には、これらの用語や定義をしっかり覚えておくことが重要です。

例えば、環境問題に関するESSの試験で出題される「持続可能性」という用語について、その定義や具体的な例をしっかりと理解しておくことが必要です。

Command Termsを理解しておく

Command Termsは、試験の問題文に出てくる指示用語のことで、この指示用語を正確に理解が出来ていないと、求められている回答に達することが出来ず、獲得できていたはずの点数が得られないという事にも繋がります。

例えば以下のような指示用語があります。

Command termDefinition(定義)
Describe詳しく説明すること。
Explain理由や原因を含めて、詳しく説明すること。

その他、Command Termsの指示用語などについては、こちらの記事で詳しく書いています。

最終試験対策のまとめ
  • 過去問題を解く
  • ノートをまとめる
  • 答えの根拠を示す
  • 専門用語や定義を覚える
  • 指示用語を理解しておく

IB専門のオンライン家庭教師の活用

基礎復習から過去問を使って最終試験の対策などを行なってくれるので、ディプロマ(DP)取得や成績アップを狙うことができるのでおすすめです。

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