共通テストで鉛筆が合否を左右する!?
共通テストは、受験生にとってまさに人生の一大イベント。本番に向けて、日々勉強を積み重ねてきた人も多いでしょう。
でも、当日「筆記具」についてはちゃんと準備できていますか?
え?鉛筆なんて何でもいいんじゃない?
シャーペンの方が使いやすいし、別に大丈夫でしょ?
そんなふうに思っているなら要注意!共通テストはマークシート形式なので、筆記具選びが試験の結果に影響することだってあるんです。
実際、ちょっとした準備不足で「うっかりミス」をしてしまう受験生は少なくありません。
- HBと2B、どっちが正しいの?
- シャーペンって本当に使っちゃダメ?
- 鉛筆は何本持っていけば安心?
この記事では、こんな疑問や不安にしっかり答えていきます。
鉛筆一本からでも差がつくのが共通テスト。万全の準備をして、自信を持って本番に挑めるように一緒に確認していきましょう!
共通テストの公式ルール
使える筆記具はHB鉛筆!
共通テストでは、使用する筆記具について明確なルールが定められています。事前にしっかりと確認しておくことで、当日のミスや不安を防ぐことができます。
共通テストで使える筆記具は?
公式に認められている筆記具は
黒鉛筆:H、F、HB
「2Bはダメなの?」と疑問に思う方も多いですが、2B鉛筆は指定外となっているため注意が必要です。
なぜなら、2Bは濃すぎて読み取り機が正確に認識できない可能性があるからです。必ず「HB」または「H、F」といった指定された鉛筆を用意しましょう。
シャーペンは使える?注意点も解説!
共通テストでは、シャープペンシルの使用は認められていません。
計算用紙や問題冊子へのメモ書き。
使えない場面
マークシートへの解答記入。
「シャーペンの方が書きやすいし、慣れているから…」
という方もいるかもしれませんが、共通テストでは「読み取りエラー」のリスクを避けるため、必ずHB鉛筆を使用することがルールです。
- 芯が細く、マークが薄くなりやすい
読み取り機が正確に認識できないことがあります。 - 芯が折れやすい
試験中に芯が折れて時間をロスし、焦る原因になります。
2Bではダメ?HB鉛筆が共通テストに最適な理由
なぜHB鉛筆が共通テストに推奨されるのか、その理由を詳しく解説します。
共通テストのマークシートは、機械(OMR)がマークの「濃さ」と「塗りつぶし位置」を読み取って採点します。
HB鉛筆は
- 濃すぎず薄すぎない絶妙なバランス。
- 読み取りエラーのリスクが低い。
一方、2Bは芯が柔らかく濃く塗れるため、塗りやすい反面、読み取りエラーが発生する可能性があります。
HB鉛筆は適度な硬さと濃さがあり、軽い力で均一に塗りつぶせます。これにより、時間短縮にもつながり、試験中の疲れを軽減できます。
2B鉛筆は柔らかい分、芯が折れやすいのが難点。その点HB鉛筆は芯が丈夫で、試験中のトラブルを防ぐことができます。
受験生必見!共通テストにおすすめのHB鉛筆3選
「HB鉛筆を使うのが良いと分かったけど、どれを選べばいいの?」
「たくさん種類があって迷う…」
そんな受験生のために、共通テスト本番で使いやすいおすすめのHB鉛筆を3つ厳選しました。書きやすさや耐久性、受験生からの人気を考慮して紹介します!
受験生の間で「定番中の定番」として選ばれるのが、三菱鉛筆のuni(ユニ)HBです。
- 特徴
なめらかな書き心地と高い耐久性が魅力。芯が折れにくく、安定してマークを塗りつぶせます。 - おすすめポイント
長時間の筆記でも手が疲れにくい。さらに濃さも均一で、読み取り機との相性も抜群です。
こんな人におすすめ!
「鉛筆選びに迷ったら、間違いなくuni HBを選べば大丈夫!」という安心感が欲しい人にピッタリです。
トンボ鉛筆の「MONOシリーズ」は、シンプルで使いやすい設計が人気です。
- 特徴
安定した品質で、筆記時のバランスが良く、マークがしっかりと塗れます。 - おすすめポイント
同シリーズの「MONO消しゴム」とセットで使うことで、消しやすさも抜群。試験中にミスをしてもすぐ修正できる安心感があります。
こんな人におすすめ!
「消しゴムとの相性も考えて準備したい!」という人に最適です。
ヨーロッパ生まれの高品質ブランドステッドラーの「Noris(HB)」も受験生から注目されています。
- 特徴
軽くて握りやすいデザインが魅力。芯の強度も高く、長時間の筆記でも疲れにくいです。 - おすすめポイント
シンプルな見た目ながら高機能。持ちやすく、試験中のストレスを軽減します。
こんな人におすすめ!
「デザイン性と機能性、どちらも重視したい!」というこだわり派の受験生におすすめです。
共通テスト本番では、「鉛筆が折れた!」「塗りにくい!」といった小さなトラブルが命取りになることもあります。
そのため、使いやすさや信頼性の高いHB鉛筆を選ぶことが大切です。
試験当日に焦らない!
完璧な筆記具の準備リスト
共通テスト本番は1秒1秒が大切な時間です。
筆記具の準備不足やトラブルによって「焦ってしまった」「時間が足りなくなった…」という事態は絶対に避けたいですよね。
ここでは、本番に向けて確実に準備しておきたい筆記具リストを紹介します!
必ず5本以上のHB鉛筆を用意しましょう。 3本では最低限ですが、本番では芯が折れるリスクや筆記感の違いがあるため、予備も含めて5本以上が安心です。
なぜ5本必要なのか?
- 芯が折れた時にすぐ切り替えられる
- 筆記感が悪くなった場合に予備を使える
- 鉛筆削りを使う時間のロスを防ぐ
すべて事前に削っておくことが重要!
鉛筆削りを試験会場に持参することはできますが、焦って削る時間は大きなロスです。すべて尖りすぎないよう、少し丸く削っておきましょう。
「消しゴムなんて1つあれば十分」と思っていませんか?試験中に消しゴムが落ちたり、どこかへ転がってしまった場合、探す時間が無駄になります。
選ぶポイント
- 軽い力でしっかり消せるもの
- ボロボロとカスが出にくいもの
おすすめの消しゴム
- トンボ「MONO消しゴム」
消しやすさとカスの少なさが抜群。 - プラス「Air-in消しゴム」
軽い力で消せて手が疲れにくい。
芯が折れてしまった場合に備えて、コンパクトな鉛筆削りも持参しましょう。ただし、試験中に音が出ると周りの受験生に迷惑になるので、静音タイプを選ぶのがベストです。
共通テストでは、試験会場に時計がないこともあります。そのため、腕時計は必須アイテムです。
選び方のポイント
- アナログ時計の方が一目で時間配分を把握しやすい。
- デジタル時計を持参する場合はアラーム音が鳴らないように注意。
試験中のトラブルに備え、予備の筆記具もバッグに入れておきましょう。
- HB鉛筆(さらに2本)
- 消しゴム(さらに1個)
「予備があれば大丈夫」と思えるだけで、試験中の心の余裕につながります。
共通テスト本番で焦らないためには、事前準備がすべてです。試験直前になって焦らないように、次のリストをチェックしましょう!
筆記具チェックリスト
- HB鉛筆 × 5本以上(事前に削る)
- 消しゴム × 2個
- 小型鉛筆削り
- 腕時計(アナログ推奨)
- 予備の筆記具セット
「たかが筆記具、されど筆記具」。準備が万全なら、本番で余計な心配をせずに解答に集中できます。大切な試験で最高のパフォーマンスを発揮するために、今すぐ確認しておきましょう!
自信を持って共通テストに挑もう!
共通テストは、受験生にとって大きな節目となる試験です。勉強や努力が実を結ぶためには、当日に余計なトラブルや不安を一切排除することが重要です。
この記事では、筆記具選びから具体的な準備リスト、鉛筆の必要本数まで、共通テスト本番で失敗しないためのコツを詳しくお伝えしました。
「たかが筆記具」と侮ることなかれ。道具の準備が整えば、心の余裕が生まれ、実力を最大限に発揮することができます。