開智日本橋学園中学・高等学校の基本詳細
学校名 | 開智日本橋学園中学・高等学校 |
区分 | 私立 |
所在地 | 〒103-8384 東京都中央区日本橋馬喰町2丁目7-6 |
ホームページ | 開智日本橋学園中学・高等学校 |
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2015年に日本橋女学館中学校から校名を変更し共学化され、国際バカロレアのプログラムMYPやDPの認定校に2018年になった開智日本橋学園中学校・高等学校。
同校は多数の専属ネイティブ教員を配当し「使える英語教育」をモットーに座学だけでなく、コミュニケーションツールとして使えるところまで引き上げる、生きた英語力の養成が図られています。
生徒が登下校時に生徒証をエントランスのセンサーにかざす事で、自動的に登校・下校した時刻が保護者にメールで通知されるシステムが導入されているなど、最新設備も備えていて安心度も非常に高いです。
また校舎は建物1棟の地下1Fから屋上まで10フロアに分かれていて、屋上運動場にはフットサルコートとテニスコートなどが設置されています。
食堂はありませんが、1階に購買部があり注文制でお弁当が500円程度で販売されていたり、パンなどの軽食は自動販売機で販売があるようです。学校に一度登校してからお弁当を外に会に行くことは禁止されています。
開智日本橋学園のコース
4年次までのコース
開智日本橋学園における1年次から4年次までの各コースは、すべて文部科学省の学習指導要領に準拠して学習内容を編成し、国際バカロレアのMYPプログラムの方法論に則って学びが進められます。
リーディングコース(LC)
中学1年生、2年生では日本語で各教科を学び、徐々に英語で学ぶ力も鍛え、中学3年生には美術や技術等の実技科目の授業を英語で実践していくコースです。
デュアルランゲージコース(DLC)
中学1年生の途中から英語でホームルーム活動を実施し、総合、美術、技術、英語、社会の授業も徐々に英語で学んでいき、4年次(高校1年生)の終了時までに幅広い教科で日本語でも英語でも学びを実践することを目指すコースです。
グローバル・リーディングコース(GLC)
ネイティブの担任のもと英語でクラス活動が行われて、総合、美術、技術、英語、社会の授業は英語で学ぶ、帰国生やインターナショナルスクール卒業生等、入学当初から英語で学習できる生徒のためのコースです。
必要な生徒には日本語の特別サポートも行われて、日英両言語で学習できる資質が育まれます。
コース名 | 説明 |
---|---|
LC | 中学1・2年生:日本語で各教科学習、英語学習も徐々に導入 中学3年生:美術・技術等の実技科目を英語で学習 |
DLC | 中学1年生途中から:英語でホームルーム活動 総合、美術、技術、英語、社会の授業を徐々に英語で学習 4年次(高校1年生)まで:日本語・英語で幅広い教科学習 |
GLC | ネイティブの担任のもとで英語クラス活動 総合、美術、技術、英語、社会の授業は英語で学習 帰国生やインターナショナルスクール卒等、英語で学習可能な生徒向け |
5年次からのコース
4年次までに高校課程までの学習範囲の大半を修了し、5年次には、私立系、国立文系、国立理系、医学系、DPコース、6年次には志望校を意識して難関国立コース、難関私立コースなど各々の進路実現に適したコースに分かれて学習を行います。
国立文系クラス
私立系クラス
医学系クラス
バイリンガルDPクラス
日本語DPクラス
国公立、私立クラス
国立クラスでは、各教科で抽象化能力を高め、多くの問題にあたる応用力を身につけていきます。理系コースでは問題解法の吟味と問題演習を通じて、理数学科に進学するための素養を身につけます。
私立クラスでは、難関私立大がもとめる質と量ともに高度な情報を処理する力を育みます。
5年生の後半からは放課後の特別講座や、春夏冬の冬季休暇中の特別講習や勉強合宿など徹底した進学指導が行われ、質の高い高等教育を実践している大学への進学を万全の体制でサポートしていただけます。
医学系クラス
医学系クラスは医者を目指す生徒のためのクラスで、勉強だけでなく医学部入試に必要な小論文や面接の対策も早期から行われます。
医療に関する知識や問題意識を持つための授業が行われていたり、長期の休みには医師体験や医療のボランティアに取り組むなどされています。
DPクラス
DPクラスでは、1〜4年次のMYPプログラムで修得した学びを高度に発展させた国際バカロレアDPのカリキュラムを受講するクラスです。
DPクラスには、バイリンガルのクラスと、日本型のクラスが設置されています。
- Group1
日本語A:言語と文学(SL/HL)
- Group2
英語B(SL/HL)
- Group3
地理(SL/HL)
ビジネス(SL)- Group4
化学(HL)
生物(SL/HL)
物理(HL)- Group5
数学(SL/HL)
- Group6
アート(SL)
入試試験の概要
募集定員
男女130名
リーディングコース(LC):90名
デュアルランゲージコース(DLC):20名
グローバル・リーディングコース(GLC):20名
入試方法一覧
入試名称 | 募集人数 | 募集クラス | 試験科目 | |
---|---|---|---|---|
第1回入試 | 2科・4科選択 (GLC3科) | 25名 | LC DLC GLC | 2科 国語 算数 4科 国語 算数 理科 社会 GLC入試 国語 算数 英語G |
適性検査入試 | 適性検査Ⅰ・Ⅱ | 10名 | LC DLC | 適性検査Ⅰ・Ⅱ |
特待生入試 | 4科選択 算数単科選択 | 30名 | LC DLC (GLC) | 4科 国語 算数 理科 社会 算数単科 算数 |
第2回入試 | 2科・4科選択 | 25名 | LC DLC | 2科 国語 算数 4科 国語 算数 理科 社会 |
第3回入試 | 20名 | |||
第4回入試 | 20名 |
DLCまたはGLCで合格基準に達していない場合、LCでも合格判定が行われます。ただし、帰国生入試はGLCのみの判定となります。
一般入試選考方法
共通 | 算数:120点 | 国語:100点
4科 | 社会:50点 | 理科:50点
算数単科 | 算数Ⅱ:40点 | 算数Ⅰ:120点
GLC3科 | 英語G:100点 |
適性検査 | Ⅱ:100点 | Ⅰ:100点
帰国生入試
帰国生入試での募集クラスはGLCのみとなっているので、DLC、LCクラスを希望する場合は一般入試を受験する必要があります。
入試名称 | 募集人数 | 募集クラス | 試験科目 | |
第1回 帰国生入試 | 20名:GLC (一般入試含む) | エッセイライティング(英語) 国語 算数 口頭試問・面接 (英語・日本語) | ||
第2回 帰国生入試 |
帰国生入試の対象者は、原則、海外在留1年以上かつ帰国後3年以内の学生となっています。また、インターナショナルスクール在籍者は原則、帰国生入試を受験できます。
帰国生入試選考方法
エッセイライティング(英語) | 100点 |
国語 | 100点 |
算数 | 100点 |
入試倍率
2022年度
試験 | 区分 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
---|---|---|---|---|
第1回 | 2科 | 34 | 8 | 4.25倍 |
4科 | 284 | 87 | 3.26倍 | |
GLC | 23 | 3 | 7.66倍 | |
適性検査 | Ⅰ、Ⅱ | 146 | 24 | 6.08倍 |
特待生 | 4科 | 214 | 45 | 4.75倍 |
算数単科 | 112 | 23 | 4.86倍 | |
第2回 | 2科 | 71 | 7 | 10.14倍 |
4科 | 351 | 49 | 7.16倍 | |
第3回 | 2科 | 82 | 6 | 13.66倍 |
4科 | 327 | 33 | 9.90倍 | |
第4回 | 2科 | 71 | 1 | 71.00倍 |
4科 | 284 | 34 | 8.35倍 |
2021年度
試験 | 区分 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
---|---|---|---|---|
第1回 | 2科 | 37 | 7 | 5,28倍 |
4科 | 242 | 81 | 2.98倍 | |
GLC | 36 | 8 | 4.50倍 | |
特待生 | 4科 | 190 | 54 | 3.51倍 |
算数単科 | 86 | 18 | 4.77倍 | |
第2回 | 2科 | 63 | 4 | 15.75倍 |
4科 | 294 | 57 | 5.15倍 | |
第3回 | 2科 | 80 | 6 | 13.33倍 |
4科 | 275 | 33 | 8.33倍 | |
第4回 | 2科 | 73 | 4 | 18.25倍 |
4科 | 224 | 32 | 7.00倍 | |
第1回 帰国生 | 151 | 44 | 3.43倍 | |
第2回 帰国生 | 84 | 22 | 3.81倍 |
学費など費用について
学費関係
入学金 | 100,000円 |
授業料(年額) | 480,000円 |
教育充実費(年額) | 108,000円 |
国際教育推進費(年額) | 60,000円 |
諸会費 | 50,000円 |
制服一式、運動着、通学カバン、通学靴等 | 約170,000円 |
ICT端末(chromebook) | 約70,000円 |
フィールドワーク等の行事や副教材等に充当するための積立金を各学年200,000円前後預ける必要があります。
5年次(高校2年生)以降に行われる長期休暇中の講座は1コマ360円。少人数講座の場合は1コマ450円必要になります。
奨学金関係
特待生制度・奨学生制度
特待生は、入学試験の成績が特に優れている受験生に対し、特待生として教育支援金を給付する制度で、S特待は入学金+授業料+教育充実費分が給付されます。
次年度以降は審査を経て継続されます。
奨学生は特待生以外の生徒に対して、在学中の学業・人物などが特に優れている場合、2年次以降に奨学生として、教育支援金が給付される制度です。
経済的支援制度
入学後の家計急変および経済的に困難な世帯に対して、授業料もしくは学費の全額、または一部を支援していただける「開智日本橋学園中学・高等学校育英奨学金」という給付制度が設けられています。
IBDP資格取得実績
1期生は2名ともに34点で国際バカロレアの資格を取得。2022年度の2期生は13名全員が国際バカロレアの資格を取得しました。
二期性は世界平均スコア32.4点のところ37点と非常に高く、また40点を超える生徒も3名おられたそうです。
年度 | DP取得率 | 開智日本橋学園 平均点 | 開智日本橋学園 最高点 |
---|---|---|---|
2023年度 (3期生) | 18名 | 35点 | 43点(1名) |
2022年度 (2期生) | 13名 | 37点 | 43点(2名) |
2021年度 (1期生) | 2名 | 34点 | 34点(2名) |
大学合格実績
2022年度(2期生168名)
国公立大学 | 20名 |
医学部医学科 | 4名 |
私立大学 | 512名 |
海外大学 | 18名 |
国際バカロレア資格(IBDP)を活用して、2022年3月には8名が世界大学ランキング上位の名門を含む海外大学に進学し、国内大学のDP入試でも、これまでに上智大学、国際基督教大学、早稲田大学、東京理科大学などの難関大学に合格者を出しています。
海外大学一覧
アメリカ | ジョージ・メイソン大学 |
イギリス | バッキンガムシャー・ニュー大学 |
コヴェントリー大学 | |
エクセター大学 | |
リーズ大学 | |
カナダ | ブリティッシュコロンビア大学 |
サイモンフレイザー大学 | |
マウントアリソン大学 | |
オーストラリア | メルボルン大学 |
クイーンズランド大学 | |
モナシュ大学 | |
ニューサウスウェールズ大学 | |
ニュージーランド | オークランド工科大学 |
オタゴ大学 | |
マレーシア | アジアパシフィック大学 |
モナシュ大学 |